そうですね。

『TOKYO TRIBE』のお稽古は、昨日スタートしたんですが、私は明日から参加する予定なんです。すでにお稽古を始めた共演者さんのSNSを見ると、皆、楽しそうなことを書いているので楽しみです。(編集部註:取材日は8/30)

すごくフランクな現場だと想像しているので、

「YEAH〜!! YO! YO! 」

みたいな、『TOKYO TRIBE』のノリで、『朝陽の中で微笑んで』のお稽古に行かないようにしなきゃいけないなって思ってます(笑)

――(笑)

『朝陽の中で微笑んで』の製作発表のときは、舞台のストーリーがネタバレというか、ストーリーの大事な部分にふれてはいけないので、あらすじや、自分の役柄について、お話するのがすごく難しかったです。

だから、記者の方に自分の役柄について聞かれたときも、

「高校生で、寺脇さんとのシーンがたくさんあって…」

くらいのことしか話せなくて(汗)。でも、お話できない分、皆さんには楽しみにしていただけると思うから、舞台を観に来ていただきたいです。

――脚本はもう出来上がっていて、出演者の方々も、すでに読まれているようでしたね。

はい。読ませていただきました。

今回は500年後の未来のお話なんです。だけど、未来のことって、今はまだ誰にも分からないじゃないですか。街がどういうふうになっているかとか、今はまだ誰にも分からない。

でも、そういうところまで、脚本には細かく書かれているんです。本当にすごいなって思いました。今は、その未来を想像して、理解しながら読んでいるという感じです。

――500年後の未来を想像しながら、理解する作業は難しそうですね。これまでの舞台とは、また違う課題が出てきそうですね。

そうですね。

知ったかぶりをせずに、分からないことは「分からない」って、ちゃんと言っていかなきゃって思ってます。

――『王家の紋章』のときは、古代にタイムスリップして、今回は500年後の未来というと、時代の振れ幅がとても大きですね!

本当だ!! 確かに!! タイムスリップしてた!!

――『TOKYO TRIBE』は現代が舞台ですから、その中間ということになりますか。『ピーターパン』はまた、違った時の流れの中にあるというか。

確かに、そうだ!

――それでは、もう少し舞台のお話をお聞きしたいので、この続きはまた、次回の「ミラチャイ」連載で聞かせていただけますか?

はい!

――次回は、『TOKYO TRIBE』や、『朝陽の中で微笑んで』、そして先日発表のあった地球ゴージャスさんのお話もお聞きしたいと思いますよ。今回もたくさんのお話ありがとうございました。次回もまたよろしくお願いします!

はい! ありがとうございました!

次回の更新は、舞台『TOKYO TRIBE』の初日まであとわずかというタイミング。今年下半期から、来年にかけての舞台のお話をしていきます。去り行く夏、素敵な時間をお過ごしください。次回の「ミラチャイ」もお楽しみに!

撮影:山田大輔、市川雅仁(製作会見) スタイリング:藤井エヴィ ヘア&メイク: 伊藤遥香

次回の更新は、9/22(金)予定です。

1990年8月13日生まれ。東京都出身。O型。AKB48のメンバーとして活躍。2016年4月1日に旧チームK特別記念公演でグループを卒業。『王家の紋章』、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』、『TOKYO TRIBE』、ユーミン×帝劇vol.3『朝陽の中で微笑んで』、地球ゴージャス プロデュース公演 Vol.15『ZEROTOPIA』、『ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season2』などに出演。連載から生まれた書籍「これさえあれば。」が発売中。Official

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