車やバス、電車、船などに乗る時、「乗り物酔い」に困っているみなさん!
「乗り物酔い」にはさまざまな要因がありますが、理由と対策を知れば、少しは酔った時の気持ち悪さを軽減できるかもしれません。
今回は、「乗り物酔い」しやすい乗り物や行動、そして酔いを防ぐための「乗り物酔い対策」について、ご紹介します。
4人に1人が乗り物酔いをしている!
からだの不調を軽減するアイテムを展開する株式会社プレスビーが実施した調査で、20代〜50代の男女11,792人を対象に乗り物酔いをするかどうか聞いたところ、全体の24.8%、つまり4人に1人が乗り物酔いをしていることがわかりました。
このことから、日本の総人口を1.2億人とすると、およそ3,000万人を超える人が乗り物酔いをすると推測できます。
乗り物酔いの頻度を見ると、「ほぼ毎回酔う」、「2回に1回程度酔う」と、乗り物酔いがかなり重症な人も約1割(9.1%)いるという結果になりました。
続いては、「酔いやすい乗り物」についての調査結果です。
みんなの「酔いやすい乗り物」ランキング
大人
1位 「長距離移動バス」(57.7%)
2位 「フェリー」(53.9%)
3位 「自家用車」(47.9%)
4位「タクシー」(34.7%)
5位「遊園地などのアトラクションや遊具」(33.3%)
子ども
1位 「自家用車」(64.8%)
2位 「長距離移動バス」(48.2%)
3位 「フェリー」(29.2%)
4位「近距離移動バス」(23.4%)
5位「タクシー」(19.3%)
結果を見ると、大人と子どもで酔いやすい乗り物に違いがあることがわかります。
成長に伴い自家用車での乗り物酔いは減少するものの、大人になっても乗り物酔いする人の半数以上が、乗り慣れているはずの自家用車でも乗り物酔いに悩まされているようです。
「乗り物酔いしやすい行動」は?
乗り物酔いしやすい行動を聞くと、大人も子どもも「スマホ」「読書」「ゲーム」の順となりました。
揺れているバスや車の中で本を読んだりゲームをすると、文字や画面のチラつきが乗り物酔いを助⾧するので、車内でのスマホ使いは要注意です。