巨大なからあげクンを自作する

50個増量できるパッケージを作って、鶏肉7kg買ってね。

自分の家の机に死んだ鶏のもも肉が敷き詰めることになるとは思ってもなかったです。

 

 

からあげクンと言えばミンチ肉みたいな謎の肉じゃないですか。

ほぼすり身ぐらいの謎の塊じゃないですか。おそらく鶏じゃないですか。

しかし、我が家にフードプロセッサーがないので手動でできるだけ細かく切って、叩いてすり身に近づけ、からあげ粉と卵を混ぜ合わせる。

 

 

“からあげクンレッド”を目指してタバスコたっぷりかけてみたり。

そして丸く形を作り、最後にもう一度からあげ粉をまぶし…。

 

 

揚げる。

そして、衣がいい色合いになってきたころにあげる。

キレイに揚がってる! 丸い! カリッとしていてすごくおいしそう! これはやばい!!!!

 

 

コレジャナイ。

凄まじい勢いでコレジャナイ。求めてるからあげクンは遥かいにしえ。

さすがになんか目が潤んだ。下調べして材料調達して試行錯誤して練り合わせて揚げたら、おぞましくコレジャナイ。

この見た目やから逆に“コレジャナイ”って名前がしっくりくる始末。

だって

 

 

でかい。

岩石ですか? 強そうなんですけど。

僕のからあげクンから漂う無駄なヒクソン・グレイシー感。威圧感すごい僕のからあげクン。

からあげクンって一口サイズで食べやすいからいいのに、いいとこ全部そぎ落として、これだけは言いたくなかったけど

 

 

 

“普通のからあげ”

いや、もしかしたらこれこそが“からあげサン”なのかもしれない。

 

 

断面は“やりきれなかった鶏ミンチ”丸出し。

なんせ鶏肉1枚細かく切るのに10分ぐらいかかるし、4時間も切り続けてて腱鞘炎になるかと思った。整形外科に行きたかったけど診断書になんて書いていいかわからんから諦めた。

もう“からあげクン”は諦める。真の“からあげサン”を作るしかないんだ。EXILEも一目おく“Karaage sun”を。

 

 

写真に収まりきらへんほどのからあげの量に、さすがの僕でも『休みの日に家で7時間も何やってるんやろう』って自問自答を繰り返しました。

もう形なんてどうでもいいんだ。って。見た目じゃない、中身なんだ。って自分自身に言い聞かせるしかなかった。普通のからあげだろって思わないでください。

 

 

BUMP OF CHICKENなら、踏切に望遠鏡担いで行ってる午前2時に僕は自家製パッケージにチキンを詰め込み続けてる。

BUMP OF CHICKENがほうき星を探してたのに僕はセロハンテープを探してもみつからず、唯一あった雲柄のマスキングテープで自家製パッケージを作る始末。
せっかく良い絵が撮れてるのに無駄に目立つマスキングテープに目が散る。

...そして、完成。

 

 

からあげクン63個増量中!!!!!!

できるだけ増量しました。合計68個。フタなんて閉める余裕なんかないし、重い。胃もたれの雰囲気しかなくて二重の意味で重い。

けど、これが夢にまでみた“からあげクン50個増量中”。いや、“からあげサン63個増量中”。

“しあわせ”とはこのことを言うのだろう。さっそく食べることに。