「以前付き合っていた女性は、サバサバしているタイプの子でした。
お互い異性の友人も多かったので、付き合っている間も異性の友人と食事に行ったり、飲みに行くのもOK。
付き合っていてすごく楽な子だったんですが、一つだけどうしても踏み入って欲しくないことがあって……。
なぜか、元カノについてすごく聞いてくるんですよね。
俺は彼女と付き合う前に、結婚前提に付き合っていた女性がいて、結局お互いの将来の展望が違うことで別れてしまったんですが、付き合う前に彼女に元カノと別れた理由を聞かれてさらっと話してしまったんです。
結婚前提というところが彼女が気になる原因になってしまったのかもしれません。デートでテーマパークに行った時に『元カノとは何回来たの?』『元カノともこれに乗った?』といった質問がすごくて……。
もう忘れて、彼女となら前に進めると思って付き合うことにしたのに、こんなに詳細に元カノとのことを知りたがるなんて、と引いてしまいました。
それだけが原因ではないですが、別れる原因の一つになってしまったことは間違いないです」(34歳/IT関連)
お付き合いした相手に、以前“結婚前提”で付き合っていた人がいた、と知れば気になってしまう気持ちは理解できます。
しかし、それが相手にとって過去のことであるのであれば、相手を困らせるような踏み入り方はNGです。
もう過去のことだ、と割り切っていても、ふとした時に思い出したり、付き合って間もない時には以前の恋人と今の恋人を比較してしまったりすることは誰しも経験したことはあるのではないでしょうか。
そういったことが起こるのは、必ずしも過去に未練があるからではないことは、身をもって経験してわかっているはずです。
過去の亡霊をライバルにして、相手が踏み入ってほしくないゾーンに踏み入ってしまい、自分の首を絞めてしまうことも。注意したいものですね。