ママ達が実行した夫のSNS中毒対策とは?

では、SNS中毒になっている夫への対策としてママ達はどのような行動をとったのでしょうか。

先ほど登場したEさん、Mさんに聞いてみました。

1. 注意を促すリーフレットを息子から夫に手渡し

Eさんは中1になる息子が「スマホ中毒を注意喚起するリーフレット」を学校で貰ってきたので、それを息子から夫に渡してもらい、「これ、お父さんのことだよね」と一言言ってもらったそうです。

それを読んだ夫の顔は、少し青ざめたようにも見えたそうですが、そこに追い打ちをかけるように「子どもにも肖像権がある」ということを告げると、その言葉が身に染みたようで、それ以降はSNS中毒のような行動がなくなったそうです。

2. 思い切ってSNSのアカウントを削除させた

いつでも使える環境にあるからいけないのだと、思い切ってアカウントを削除してもらったというMさん。

アカウントは削除してもまた登録できてしまうことは分かっていましたが、自分がしたことをしっかり認識してもらい、あえて自分の手で削除してもらうことによって意識を高めてもらったそうです。

アカウントを削除してからは、たまに自分のスマホでチェックをしているそうですが、使っている形跡もなく、食事中のスマホ操作もなくなったとMさんは言います。

夫のSNSの使い方により、自分が知らないところで家族のプライベートが漏らされている可能性があることを改めて知らされたママも多いのではないでしょうか。

スマホの使い方については、子どもばかりに注意喚起してしまいがちですが、実は夫にも必要な場合も少なくありません。

自宅に個人名宛に届く郵便と同じように、スマホも家族だからと言って勝手に見ることはいけませんが、SNSの使い方については家族で意識を統一しておくことが家族のプライベートを守ることにも繋がります。

家族全員が同じ意識をもって利用できるよう、一度話し合う必要がある家庭もあるかもしれませんね。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。