最新曲「Video Chat」踊るSWAGたちの振りも完璧!
止まない手拍手に応えてのアンコールでは、なんと階段に腰かけてギターを弾き語るEIKUにTETTA、REIが加わって、昨年4月に発売された1stアルバム収録のバラード「Destiny」を待望の初披露。
アコースティックな音色と待ち焦がれたボーカル3人の美しいハーモニーに、SWAGたちも息を詰めてステージを見つめ、TETTAは「緊張したね!」と漏らしつつ、「ファイナルに相応しいアンコールになった」と満足げ。
他の3人も「メチャメチャ良かった」「袖で聴いて感動した」と、仲間の奮闘を称えた。さらに、今ツアーでお披露目された新曲「STARLIGHT」では、ミラーボールの美しい白光が客席に投げかけられ、LED上の星空をバックに“明けない夜なんてない”と希望を歌い上げる。
最後にHAYATOが指し示す方向を全員で見上げるという、グループの決意を感じさせる温かなバラードは、彼いわく「会えない期間を支えてくれたSWAGのみんなに、何か恩返しできないかなと作った曲」で、作詞には彼ら自身も参加したとのこと。
「こんな世の中で不安なこともあるけど一人じゃないんで。みんなにはONE N’ ONLYがいるし僕らにはSWAGがいるから、これからもお互いを照らし合いたい」と続いた言葉通り、彼らを照らすペンライトの光に「星がたくさん」「これぞスターライト」とメンバーも感慨深げに呟いた。
続いて、TETTAが携帯電話のボタンを押す仕草から始まった6月配信の最新曲「Video Chat」も、EIKUの作った振り付けが既にTikTokで公開されているだけに、ペンライトを置いて踊るSWAGたちの振りも完璧。
“こんな時代だからこそ画面越しでもハッピーに踊って歌おう!”という願いの籠もったナンバーは実に愛らしく、YouTubeに公開したMVが早くも100万回再生を突破したのも納得だ。
そして笑顔のまま「最後の曲です! 僕たちから愛を込めて」とライブを締めくくったのは、幸せ度120%のロマンティックなラブソング「My Love」。
3ボーカルの歌声が甘く響くなか、LEDにはファンタジックなイメージが浮かび、場内が明るくなると全員で合唱しながら客席のSWAGたちにくまなく手を振る感動的なフィナーレで、“君を感じているよ”という歌詞が真実であることを証明してみせた。
6人それぞれが語る、素直な想い
曲の最後に6人で大きなハートマークを作ると、無事にツアーを完走したということで、6人それぞれが素直な想いを吐露。
2019年12月以来となった有観客ライブに、REIは「みんなの顔を見ると、僕たちは勇気を貰えるし、音楽がもっともっと素敵なものになる。
これからも“大切なことはいつも当たり前の中にある”という言葉を大事にしたい」と口にし、TETTAは「オンラインでできる表現もあるけど、やっぱり生でやることにライブとしての意味がある。これからもっと大きくなって、大きなステージに立てるように頑張っていく」と約束してくれた。
2日前に誕生日を迎えたKENSHINは、22歳初ライブが中野サンプラザになったことを喜び、「昔、この会場の2階からメチャメチャ煽ってるアーティストを見たとき“今度は俺がココに立って煽るんだ”って決意して、それが今日叶えられて良かったです。明けない夜はないから、辛いことがあったら僕らのことを思い出して。みんなにとって必要な存在に僕はなりたい」と客席に語りかける。
続いてEIKUは「ドームツアー、ワールドツアーを目指してこれからも全力で突っ走っていきます」と高らかに宣言し、NAOYAは「ワンエンが大好きなんですよ、僕。活動をどんどん重ねていくうちに好きが増して、去年オンラインライブが始まったとき、“僕たちはSWAG無しじゃ成り立たない”って気づいたんです。いつかは声をあげて、もっと大きなステージでやれるように、ついてきてくれると嬉しいです」と晴れやかに伝えた。