音声の聞こえ方は?
ドライブインシアターでは車内の、FMラジオを使って映画の音を聞きます。
受付で渡される案内用紙に周波数が書かれているので、映画の時間前にあらかじめカーナビで合わせておきましょう。
車にラジオが搭載されていない場合は、別途小型のラジオなどを持ち込む必要がありそうです。
「ラジオで映画の音声を拾う」となると、雑音が気になったり、音質が悪かったりするのではと心配していましたが、その必要はありませんでした。
周波数を合わせた瞬間、くっきりと綺麗な音が聞こえてきたのです。
さすがに映画館ならではの立体音響!ほどの臨場感はありませんが、違和感やストレスを感じることなく最後まで映画を楽しむことができました。
また、映画の再生中に音の大きさを自由に変えられるのも、ドライブインシアターの魅力かもしれません。
車からの見え方は?
会場にもよりますが、イオンモール羽生店のドライブインシアターでは、専用の大型エアスクリーンに映像を映していました。
こちらもとっても綺麗で、見ていてなにか不自然だと感じることはありませんでした。
さらに、受付後はスタッフの方が1台1台車を誘導してくれるのですが、柱などで見えにくくないか細かく聞き、車に乗っている全員が見えやすい角度になるまで移動させてくれました。
この調整終了後は基本的に車を動かすことはできないようなので、上演前に細かく調整しておけば、ストレスフリーで楽しむことができましたよ。
ドライブインシアターならではの魅力って?
参加してみて感じたドライブインシアターの魅力をご紹介します。
持ち込み自由!
イオンシネマのドライブインシアターでは、基本的に車内への飲食物の持ち込みは完全自由!
映画はイオンの駐車場で行われているので、イオンでお買い物してすぐ車内に持ち込むことができます。ちなみに、トイレもイオン内にあるものを使用します。
開場から上演まではゆとりがあるので、車を停めてから買い物へGO。
食品コーナーでお寿司やお弁当を買ったり、フードコートのテイクアウトを利用したり、「どうしても映画にはできたての映画館のポップコーンが必要!」という方はイオンシネマでポップコーンを買って持ち込んだりしてもいいでしょう。
今回、筆者は普段映画館では絶対に持ち込まないケンタッキーを、同乗者はサブウェイのサンドイッチと韓国料理店でビビンパをテイクアウトして持ち込みました。
他にもスターバックスやマクドナルドなど、みなさん思い思いのものを車内で楽しんでいるようでした。
これだけでも初めての体験で、とてもおもしろかったです。
おしゃべりもし放題!子連れに◎
ドライブインシアターでは映画を見ながらおしゃべりしてもOK。
実際に筆者は驚きの場面で「え!」と声を上げたり、「今の人あの映画に出てなかった?」など同乗者とところどころで会話を楽しんだりしました。
車内の外に迷惑がかかるものでなければ過ごし方は自由。子どものおしゃべりが気になって映画にはなかなか行けない、という方にもおすすめです。
子どもが喋らないか、静かにできるかが気になってハラハラしながら映画を観るということもありません。
反対に、いつもの映画館では他の人のお喋りや音が気になって仕方がないという方にもおすすめです。
自分だけの空間で、完全にスクリーンに集中できます。