3: 相手の子の親に報告する場合は“解決策”を添える
トラブルの状況を確認して、我が子を叱っておしまい! と解決できるものであれば良いのですが、ものの貸し借りやケガなど、相手へ報告をしないと解決できないこともありますよね。
この時、自分の子どもに原因がある場合よりも相手の子に原因がある場合の方が言いづらい、なんてことがありませんか?
そんな時は双方に対する解決策を添えると◎。
例えば、貸したものをなかなか返してくれないなどの場合は、「ごめんなさい! うちも期限を決めずに貸しちゃったから」「子どもだけで遊ぶときは、これは持たせない方が良いかもね」など、双方で行える解決策を付け加えて報告すると角が立ちません。
4: 子どもへのフォローも忘れずに
それなりのトラブルになってしまった以上、ことの発端がどちらかにあっても完全に一方だけが悪いとは言い切れません。
我が子にそう大きな非がなくとも、トラブルになるような言い方をしなかったかなどをしっかり確認して、次回トラブルを起こさないための行動を示してあげましょう。
逆に、我が子に非がある場合も、ただ大きな声で叱るのではなく、どうすればトラブルを回避できたのか? をしっかりと理解が及ぶまで親子で話し合うと良いですね。
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自分たちがそうだったように、小さな頃にある程度のぶつかり合いを経験して子どもは成長していくものです。
とはいえ、親の方は「友達に嫌われるんじゃないか」「ママ友関係がやりづらくなるかも」など、子どものトラブルには敏感になってしまいますよね。
しかし、慌てることなく手順を踏んで対処すれば、誰にとってもマイナスにならずトラブルを解決できるのではないでしょうか。
子どもに干渉しすぎることなく、上手に子どもが築く人間関係に向き合っていきたいですね。