5. 一人の時間を満喫する

一人の時間がほしい! というママもいるでしょう。

映画をみたり、好きなことをして一日、いや数時間でも過ごす。自分のこの望みをかなえてあげられるかどうかが、今後の新生活を乗り切れるかにかかってくるのです。

遠慮せずに、まわりの協力を経て、実現させてください。

特に、育休中はお金を稼いでいないというだけで、パパに遠慮するクセがついているママもいるかもしれません。そんな場合はこの機会を逃さず、パパにお願いできることはお願いする習慣を作ってしまいましょう。

6. 卒乳

だんだん知恵がついてくると、卒乳はむずかしくなりますし、仕事中に胸が張っても困りますよね。夜中の授乳は睡眠を奪い、睡眠不足はやがて負債になります。

もし授乳にそれほど思い入れがなくなっているのなら、このタイミングで卒乳してしまうのも手です。
残り少ない、長く一緒にいられる日々の母子コミュニケーションを満喫しつつ、次のステップに進みましょう。

ちなみに卒乳した子どもの多くは、食べる楽しみを発見します。一緒においしいものを食べる楽しみが増しますよ。

7. 平日に家族でおでかけ

夫に平日のお休みを取ってもらって、週末休みの日は混むような場所にお出かけするなら、このタイミングです。

働き始めたら、めったにそんな機会はなくなってしまうでしょうから。

8. いざという時のヘルプ先を確保しておく

いざという時とは、子どもが病気になった時、もしくは自分が病気になった時のこと。いずれにしても、緊急事態ですよね。

子どもの病気に関しては、病児保育について調べたり、ファミリーサポートセンターに登録したりしておくことは大きな保険になるでしょう。

ですが、子どもは病気の時こそ親を必要とするもの。できれば、仕事を休んでも理解のある同僚や上司がいることが理想ですが、現実はそうもいかないですよね。だったら、病気の時に子どもを預かってもらう人に、子どもが元気なうちに会っておくなど、病気の子どもの不安を少しでも取り除く努力はしておきましょう。

また、自分が病気になった時にも、ファミリーサポートセンターは利用できますので、「まずは受けられるサービスの内容を確認しておきましょう。

ここで重要なのは、夫や親以外のヘルプ先の確保です。近い関係は、遠慮がなさすぎると、不要な感情のぶつかりあいを起こしてしまうことがあります。長くつきあいたい相手であればこそ、気をつけたいものです。

9. 宅配サービスを頼む

ほとんどのワーキングママには平日の昼間に買い物も行く時間なくなりますし、保育園によっては、お迎え前に買い物に行くと、怒られることもあるそうです。

しかし、小さい子ども連れでスーパーに行くことは、一度経験した人ならわかることですが、本当に大変です。子どもは勝手にかごにお菓子を入れたりしますし、買ってくれなければ定番の床バタ(床に寝ころがり、ジタバタすること)です。ゆっくり買い物することはあきらめて、ここは効率を取りましょう。

まとめ

まとめると、復職前にしておくことは、

  • 自分のからだと心のメンテナンス
  • 子どもといられる時間を満喫
  • 新生活が始まってからのリスクヘッジ

ということになります。

ただし、以上は、決して復職前に「しなくてはいけない」ことではありません。

たとえば授乳に関しては、復職後も、夜だけでもあげたいというママはいると思いますし、そのことがママのストレスを逆に取り除くことにつながっているのなら、急いでやめる必要はありません。

大事なことは、あくまでも「それはママの快適につながっているか」です。

しっかり自分をケアしてあげて、新生活に臨んでくださいね。