美しくも実用的! 活発に動き回れる旅行着
メインビジュアルやポスターでも登場しているので、『アナと雪の女王2』と言えば、この衣装!と感じる人も多いと思います。
細部の装飾もあまり華美なものでなかったり、ウエストラインがぴったりし過ぎず自然に出されていたり、大人っぽさを意識したデザイン。
加えて、活動的に動き回る2人に合うよう、乗馬パンツのようなレギンスが採用されました。
元々エルサのコスチュームだった!
アナの旅行着は、もともとエルサのためにデザインされたもの。
スカートとマントの丈を短くしたり、ボレロ風ジャケットを加えたりと試行錯誤され、王家の一員であることが一目でわかる、上品なディティールを施した、現在のデザインへと変わりました。
当初は髪形もアナらしく、左右のお下げを残そうとしましたが、子どもっぽいと言う理由で、最終的にハーフアップに落ち着いています。
エルサの旅行着はコート、ドレス、パンツ、ブーツで構成されており、肩のかっちりした部分で女王の威厳を表現。
薄いシルクに氷のスパンコールがあしらわれたドレス、本当に美しいですよね。
他のどのドレスよりも魔法を感じさせたいという理由で、胸元や襟、裾の縫い目がないのも特徴です。
美しさが限界突破! 女王アナ&精霊エルサ
物語のラストで、アレンデールの女王となったアナ。
本作におけるアナの象徴色である黒を主体に、アレンデールの緑と紫、そしてエルサの戴冠式ドレスを思わせる色も組み込まれています。
シルエットはアナらしい形を保ちながらも、これまでのものよりスッキリしたデザイン。
マントは女王としての責任を表すため、ずっしり重みのある素材を使い、内側には流れるような軽い素材を使って、アナのお茶目さが残されています。
そして、左薬指に輝く婚約指輪は、オレンジダイヤモンド。
ホワイトゴールドの台座は、収穫祭ドレスでも採用された小麦がモチーフとなっています。
まさにアレンデールを象徴したデザインながら、大人びた雰囲気や威厳の中にお茶目さと親しみやすさが残る、世界一素敵なドレスですよね!
神秘的な精霊ドレス
エルサのドレスは、本来の自分を解き放ち、自信に満ち溢れた彼女を象徴するもの。
雪と氷を表す白いベルベットに、自然の4要素を表す装飾が施されています。
彼女の神秘的で捉えどころのない部分を表現するため、ケープとドレスの裾に透け素材を採用。
まばゆく光り輝く真っ白なドレスを初めて見た時、あまりの美しさに言葉を失うほどでした。
まさに精霊!といった、秀逸なデザインだと思います。
いかがでしたでしょうか。
『アナと雪の女王』シリーズの魅力の1つである、美しい衣装たち。
デザインに込められたこだわりを知ってから作品を観返すと、新たな気づきも得られますよね。
ハロウィン仮装などでも人気の2人の衣装にも、ぜひ注目してみて下さい。
『アナと雪の女王』『アナと雪の女王2』
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