手軽にメッセージを送れるLINEは、恋人でも友人でもコミュニケーションを深める大切なツール。

目の前にいない相手からの言葉は、感情を読むのが難しかったりどう返信するか悩んだりするときもありますが、思いがけない言い方で印象が良い方向に変わる人もいます。

女性からのメッセージで「いいギャップ」を感じた男性に、どんな内容だったのか聞いてみました。

いつの間にか1時間も…!

「グループで仲良くしている女友達がいて、サークルで会ったときはたくさん話すけど個人でLINEのやり取りをするような関係ではありませんでした。

僕は雑談とかLINEでするのが苦手で、それを話したら『私も。口ベタだから男の人とどんな話をすればいいのかわからない』と彼女も返してくれて、『会って楽しければいいよね』と言い合ったのを覚えています。

仲間の一人が誕生日でそのプレゼントについて考えていたとき、IDだけ交換していた彼女からメッセージが来ました。

絵文字もスタンプもない簡単な文章で、緊張しているのだろうなと思ったけど、以前した会話を思い出したら僕も変に考え込まずに返すことができました。

何を贈るかについて、短い言葉だけど会っているときのようなテンポで会話ができて、いつの間にか1時間もやり取りしていてびっくりしていたら『ねえ、もう電話にしない?』と送られてきてドキッとしました。

僕も考えていたけれど電話で話すのははじめてで提案する勇気がなく、彼女も男性と何を話せばいいかわからないと言っていたから電話を考えているとは思わなかったので、すごくうれしかったです。

普段の彼女を見ていたら自分から電話を言い出すのは想像できなくて、自分は信用されているのかなと思ったら胸がじわじわとあたたかくなりました。

それからは電話でも気軽に話すようになり、一気に距離が近くなったのを感じます」(30歳/配達)

LINEでやり取りをする前に口ベタ同士だとわかっていると、かえって肩の力を抜いた会話ができることもあります。

そして、文章だけのやり取りからもう一歩進みたいと思ってもらえたのが、男性にとってはうれしいこと。

“これはないだろう”と予想していた相手からの提案は、意外を超えて自分へのポジティブな関心を感じますよね。

距離感を変えるきっかけに、「LINEでリラックスして話せる」という実感は大きく作用します。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line