5:もち米を入れる

白米(うるち米)に対して1〜3の割合でもち米を加え、炊飯します。通常の白米(うるち米)に比べ、もち米は粘り成分が多いです。もち米を加えることで粘りがプラスされ、もちもち食感を楽しめます。

6:にがりを入れる

お米を研いで浸水させたあと、米1合に対してにがり大さじ1/2程度を入れて炊飯します。

にがりは、「天海のにがり」がおすすめです。にがりに含まれているマグネシウムが、お米に含まれているペクチンと結合し、ご飯の表面を包みます。これが水分とうまみをしっかりお米の中に保ち、ごはんがふっくらつつややかに炊き上がります。

7:サラダオイルやマヨネーズを入れる

お米を研いで浸水させたあと、1合に対して大さじ1杯程度入れて、炊飯します。

カロリーが気になる方は、カロリーハーフのマヨネーズがおすすめです。サラダオイルやマヨネーズの油分がごはんの表面を包み、表面に艶がでます。意外と油分でベタベタすることもありません。

8:竹炭や備長炭を入れる

お米を研ぎ浸水させたあと、煮沸消毒した竹炭や備長炭をお米の上にのせ、炊飯します。お米5合に対し、100g程度の白炭1本もしくは竹炭3~5片(20gほど)を使用します。

白炭や竹炭は、使用後毎回タワシで洗ってしっかり乾燥させましょう。また、時々煮沸消毒しましょう。竹炭や備長炭を入れることで、炭に含まれるミネラルがお米に染みこみ、炊き上がりに粘り気が出ておいしくなります。

炭の弱アルカリ性は、でんぷん分解酵素の働きを促し、ごはんに甘みが出ます。さらに炭が水道水のカルキ臭や、米のヌカ臭さを吸着し、おいしさアップにつながります。

いかがでしたか?ご自宅にあるアイテムをプラスするだけで、簡単に高級米のように大変身します。古米が残っているとき、お米をさらにおいしくしたいとき、ぜひ試してみてくださいね。

株式会社Luce 代表取締役 管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、日本臨床栄養協会評議員、ダイエット指導士、ヨガ講師、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど栄養・美容学の分野で活躍。書籍を3冊出版。本サイトではヘルスケア、食事・栄養、美容系を執筆。