3: 相槌のバリエーションを豊富に

相手の話を聞いている際、相槌を打ちますよね。

その相槌が、「はい」や「ええ」のような単調な相槌だけだと、話し手の気分が乗らず、イマイチ会話が盛り上がりません。

一方、相槌のバリエーションが豊かだと、話し手が「自分の話に興味を持ってくれている!」と思い、どんどん気分が乗ってきます。そして会話が盛り上がっていきます。

いつも同じような相槌で会話している方は、「なるほど」「そうなんだ〜」「へえ〜」「さすが」「すごい」「ステキ」など、バリエーションを増やしてみてください。

特に、男性は、女性からの「さすが」「すごい」「ステキ」という言葉に、ものすごく弱い生き物です。

また、相手の言葉を繰り返す『バックトラック』(オウム返し)は、話を盛り上げるのに特に有効です。

会話例

相手「昨日の社内のゴルフコンペ、すごい調子良くて。100切ったんだ。最高記録だよ」

あなた「100!? すごい!」

このように、相手の話の特にポイントとなる部分を拾って使ってみましょう。相手は「この人と話していると、楽しいな〜」と思うでしょう。

4: 自分の笑える失敗話やダメなところをオープンにする

雑談では、親しみやすさを感じてもらうことが大切です。

自分のことを話す場合、自分のちょっとした笑える失敗話や、ダメなところを話すと、相手は「気取らない、気さくな人だな」「かわいい人だな」と思い、あなたに親しみを感じるでしょう。

一方、自分を良く見せようと、長所・実績・特技・身につけているものなどのアピールしすぎは、逆効果なので注意! 良く見られるどころか、自慢やマウントを取っていると捉えられ、一気に引かれます。

会話例

「今日のプレゼン、緊張しすぎて、噛みまくっちゃったんですよ〜」

「さっき駅で派手に転んじゃってさ……めっちゃ恥ずかしいんだけど!」

このように、自分からから失敗や欠点をオープンにすることで、相手もいろいろ話してくれるようになるでしょう。心の距離感がグッと縮まります。