保活ママにとって最も緊張する瞬間と言えば、認可保育園の選考結果の発表日。既に結果が出ている自治体もあれば、これからというところもあるでしょう。

落選したら(したけど)どうしよう……と悩んでいるママも多いのではないでしょうか。

そんな時に視野に入れたいのが「認可外保育園」です。

認可外は保育料が高く、高額な保育料を払いながら働くとなれば、何のために働いているのか分からないというママもいるかもしれませんが、少子化の影響から、この認可外保育園の保育料助成制度を手厚くする自治体が増えています。

家計で考えた場合、認可外保育園の保育料助成制度が手厚い自治体であれば、これまでは視野に入らなかった家賃の高いエリアも視野に入れることができます。

認可保育園に落ちても諦めない!

今回は、手厚い助成制度があるが家賃の高いエリアの自治体を事例に、これから転居シーズンを迎え視野に入れたい引越し先についてご紹介します。

認可外保育園の保育料助成はこんなに手厚い!

認可保育園の保育料は、高い地域・安い地域さまざまですが、東京23区内で見てみても同じ月齢で月額2万円以上の差があります。

自治体の財政により差が出てしまうのはある意味仕方のないことですが、認可外保育園だったらどうでしょうか。

認可外は自治体の財政には左右されず、どこの地域の保育園も同じだと思っているママもいるかもしれませんが、この認可外保育園の保育料も各自治体によって差があるのです。

差が出る理由は自治体が出す助成金の額が違うからですが、では実際に助成制度が手厚い自治体はどれくらい助成金を出しているのか東京23区を例に見てみましょう。

実際の助成内容は?

※注意:平成29年4月現在の認可外保育園の保育料助成内容です。

港区の場合

認可外保育園の保育料と助成基準額(3歳未満:10万円、3歳以上9万7千円)のどちらか低い方と、認可保育園の保育料の差額を助成。

新宿区の場合

月額最大4万円の助成。第2子3子で一定基準を満たせば基本保育料全額免除。

杉並区の場合

月額最大67,000円の助成

品川区の場合

月額最大66,000円の助成