長期間保存ができて、開けるだけですぐに骨まで食べられる便利な魚介系缶詰。
ごはんのお供に、お酒のおつまみに、料理の食材としても常備しておきたい食品ですよね。
各地のメーカーから、素材や風味に趣向を凝らしたさまざまな商品が発売されています。
今回はその中から、岩手から「サヴァ缶」、京都から「天の橋立」、宮城から「木の屋」ブランドの缶詰を紹介します。
「サヴァ缶」とは?
「サヴァ缶」の産地は岩手県釜石市。「サヴァ」はフランス語で「元気ですか?」という意味です。
東日本大震災の被災地である三陸で2013年に誕生した、国産サバを使った洋風の缶詰ブランドです。
国産缶詰というと、商品写真&居酒屋メニューのような字体のデザインが多い中、魚のマークとフランス語のロゴの組み合わせがおしゃれ。店頭でもインパクト大です。
【岩手:サヴァ缶】オリーブオイル漬け
パッケージは風味ごとにテーマカラーが異なります。
オリーブオイル漬けなので、油の色=黄色と連想すると覚えやすいかもしれません。
・内容総量 170g
・固形量 110g
サバとオリーブオイルの他は、塩・酒・野菜エキスとシンプルな味付けです。
開けてみると、ごろっと3つの身がオリーブオイルに浸っていました。
塩が入っていますが味付けは控えめ。そのまま食べるよりはアレンジ料理向きです。
ヨーグルトとにんにくチューブ、塩コショウを加えてリエット風にし、トーストに乗せてみました。
サバが油漬けなので、カロリーや油っぽさがちょっと気になるという人には、マヨネーズよりもヨーグルトを使うのがお薦め。
朝食なので紅茶といただきましたが、白ワインに合わせたくなる味!
なお、オリーブオイルは冷蔵庫に入れると固まりますので、開缶後に冷蔵庫で保管して後日料理に使う場合は注意してくださいね。
【岩手:サヴァ缶】レモンバジル味
続いては、同じく「サヴァ缶」ブランドのレモンバジル味です。
名前の通り、レモンとバジル風味のスープ漬けです。
・内容総量 170g
・固形量 120g
固形量はオリーブオイル漬けよりもわずかに多いです。
オリーブオイルも使われていますが、脂質が控えめでヘルシーですね。
パカッと開けると、レモンとバジルのさわやかな香りがしてきました!
お薦めのアレンジレシピはパスタです。
ミニトマトと一緒に炒めてペペロンチーノ風に味付けしました。
酸味とうま味たっぷりの缶汁は、ちょっと醤油や塩を足すといいドレッシングになるので、間違いなくサラダにも合いますね!
特にスライスオニオンや、ベビーリーフとの相性が良さそうに感じました。
サヴァ缶は、パッケージだけでなく中身もしっかり洋風で、即座に食卓を華やかにしてくれます!