ベーカリーでよく買うもの、2位が「クロワッサン」、3位が「食パン」、果たして1位は?
「シルミル研究所」では、女性を対象にした調査「ウーマンリサーチ」を実施しており、2022年2月に実施した「ベーカリーチェーン」についての調査結果を発表しました。
同社では今回全国のWeb会員525人を対象に、「ベーカリーチェーン」の利用状況について調査を実施。
その結果「ドンク」が利用率第1位、「メゾンカイザー」が総合満足度第1位、「ポール」が推奨度第1位、 「アンデルセン」がリピート率第1位となりました。
ベーカリーチェーン利用経験ありは86.3%、「菓子パン」をよく購入
またチェーン展開するベーカリーに行ったことがある人は86.3%と、ほとんどが利用経験ありでした。
利用頻度は「月1回」という人が25.2%と最多で、週1回以上行く人は21.4%という結果に。
よく買うものは「菓子パン」が74.8%と最も多く、「クロワッサン」(40.6%)、「食パン」(37.1%)、「サンドイッチ」(31.3%)、「ハード系のパン」(29.1%)が上位となりました(複数回答)。
利用理由は「生活圏内にあるため」、重視ポイントは「パンのおいしさ」
ベーカリーチェーンを利用する理由は「生活圏内にあるため」が52.3%と最も多く、次いで「その店が好きだから」(48.1%)、「食事用のパンを買うため」(45.5%)でした(複数回答)。ベーカリーチェーンを利用する際に最も重視するポイントは、「パンのおいしさ」が41.9%と最も多く、「アクセスの良さ」、「パンの種類の豊富さ」と続きました。
コロナ禍での利用頻度は「減った」という人が28.5%と、「増えた」(7.9%)に比べ多い結果に。
「外出自体が減ったため、ついでに買って帰ることがなくなった」(30代・東京都) 、「在宅勤務になり、通勤途中に寄らなくなった」(40代・京都府)など、外出のついでに立ち寄る機会が減ったという人が多くみられました。
その反面、「コロナ禍の初め、パンの設置がオープンなところが多く、感染対策に不安があったためほぼ行かなくなったが、最近は感染対策が進んできたと感じるため、また行きはじめた」(40代・千葉県)という人や、「外出できなくなり、パン屋巡りで気を紛らわしている」(40代・兵庫県)、「自宅で昼食を食べる回数が増えたので、手軽なパンにすることが増えた」(40代・兵庫県)、「外出が減り、楽しみが減ったので、子どもとのランチを楽しくかつマンネリ化しないためにパン屋へ通うようになった」(30代・神奈川県)など、自粛中の食事に対する手軽さや楽しみの一つとして、パンの購入が増えたという人も。
こだわり派は「特定のパン」で味を比較!
ベーカリーチェーンを利用する際のこだわりやエピソードを聞いたところ、「仕事を頑張ったご褒美にパンを買い、翌日の朝ごはんに。朝起きるのが楽しみになる」(30代・京都府)、「おやつや軽いランチで利用。イートインで考え事をしたり、子どもと息抜きをしたり、気軽に利用できる」(40代・東京都)など、気分転換やご褒美に利用しているとの声が多く寄せられました。
また、「初めて行くお店ではクロワッサンとクルミパンを買ってみてリピートするか决める」(40代・東京都)、「私が比較するのはクリームパン。クリームと生地のバランスに着目する」(20代・千葉県)、「塩パンが好きになってから、いろいろなお店の塩パンを食べ比べている。各店でそれぞれ硬さや味が違う」(40代・神奈川県)など、お店の選び方にもこだわりがあるようです。
【調査概要】 期間:2022.2.4~2022.2.17 「あんふぁんWeb」「ぎゅってWeb」会員、こどもりびんぐアンケート会員に対しWebで調査を実施/調査対象:アンデルセン/タカキベーカリー/ドンク/ビゴの店/フレッシュベーカリー神戸屋/ヴィ・ド・フランス/ポール/ポンパドウル/メゾンカイザー/リトルマーメイド/その他(五十音順)
【回答者プロフィール】エリア:全国の女性525人/年代:20代2.7%、30代40.2%、40代36.9%、50代以上20.2%/独身19.0%、既婚81.0%/子どもあり79.2%、なし20.8% データは小数点2位以下四捨五入