2.「若く見える」と「若い」は違う

こちらは実年齢よりも若く見えることが多いアラサー、アラフォー女性が抱きがちな価値観です。

スタイルにも気を遣い、20代の頃と同じファッションを着こなすことができているような、たとえ20代に見える容姿だったとしても、婚活市場では本当の20代に勝てることはまずありません。

若く見えることを自負している友人がいる30代の婚活仲間の女性は、

「婚活では見た目年齢よりも実年齢しか見てもらえないなんて当然のこと。

でも、彼女はそれをあまり理解していないようです。異性へのアピールポイントだと思っているのか、彼女は『もうアラサーなんですけど、若く見えるねってよく言われるんです』と男性の前でよく口にしています。

『そうなんだ~』と言いながら苦笑いを浮かべている男性を見ると、いたたまれない気持ちになります」

と語ります。

若く見えることは婚活市場にとっては「同世代の中」でしか優位にはなりません。しかも、自分から周囲に伝えるような使い方をしてはマイナスポイントにもなりかねません。

そして厳しい言葉かもしれませんが、「若く見られる」と「若作りをしている」は紙一重です。年相応の恰好ではないと周囲から思われていても、自分のことを「若く見られる」と自負している女性には周囲は指摘できません。

実際に39歳の婚活女性と出会った30歳の男性は、

「彼女は自分のことを『もう39歳なんです』と言い、『若く見えますね?』という返し待ちをしている感じがひしひしと伝わってきました。

『同世代はおじさんなので年下男性としか会話が合わない。女友だちも話の合う年下とばかり遊んでいます』と言っていましたが、年下から『話が合わない』なんて言えませんよ」

婚活市場ではどんなにキレイな女性でも、男性が最初に確認するのは「年齢」です。

実際に女性も男性の第一印象では「見た目」ももちろん大切ですが、「年収」や「年齢」を確認しませんか。それと一緒なのです。

「若く見えること」は決して悪いことではないので、せめてそれを周囲にアピールするのをやめましょう。