今日は贅沢するぞ!という日に食べたいステーキ。
フライパンでお肉を焼くだけなのに、なぜかうまく作れないという人も多いのではないでしょうか?
とくに冷凍のステーキは、解凍するときにうま味たっぷりのドリップが流れ出てしまい、どうしてもパサパサになってしまいます。
今回は、冷凍のステーキ肉をジューシーに仕上げるおすすめの方法をご紹介します。
とても簡単な方法なので、おいしいステーキを食べたい!という方はぜひ参考にしてください。
冷凍ステーキをおいしく焼くコツとは?
さっそく、冷凍のステーキ肉をおいしく焼くコツをご紹介します。
1:凍ったまま焼く
お肉は安売りしているときにまとめて買って、冷凍して保存している人は多いですよね。
料理に使うときは、あらかじめ冷蔵庫に移しておいたり、電子レンジで解凍して使っていたと思います。
ステーキを焼くときは「常温に戻す」というのはよく聞く話で、筆者は今までなんとなくその通りにしていました。
しかし、冷凍したステーキ肉は解凍せず凍ったまま焼くことで、ジューシーに仕上がるんだそう!
凍ったまま焼くことでお肉の表面が先に焼けて、ドリップが出ずおいしいステーキができます。
冷凍庫から出してすぐに焼いていいなんて、お腹がすいたらすぐに食べられて嬉しいですよね。
2:塩こしょうは最後に
「お肉は焼く前に常温に戻す」と同様当たり前だと思っていた「塩こしょうは焼く直前に」。
これも気にしなくていいんだとか。むしろ、こしょうを焼くと焦げてしまうので、最後にかけた方がおいしく仕上がるんだそうです。
塩については賛否両論ありますが、最初にふりかけると浸透圧でうま味が外に出てしまうため、最後にかけた方がいいというのが最近のトレンドだとか。
そもそも、凍ったカッチカチのお肉に塩こしょうをしてもしっかりと乗らず、フライパンの上に落ちてしまいます。
冷凍ステーキを焼くときは、「塩こしょうは最後に!」ということを覚えておきましょう。
冷凍ステーキ おすすめレシピ
今回は、アメリカ産の牛肉を凍ったまま焼いて、どのような仕上がりになるのか検証してみます。
材料
・ステーキ用の牛肉
・サラダ油or牛脂
・塩こしょう
作り方
1.冷たいフライパンに油をひき、凍ったままのステーキ肉を入れて強火にかけます。
ステーキ肉がフライパンに密着するよう、トングなどで軽く押さえつけましょう。
フタをしてそのまま1分ほど焼きます。
【ポイント】
こんがりと焼き色を付けるために、火加減は強火にしましょう。
フタをして蒸し焼きにすることで、中心までしっかり火を通すことができます。
2.1分たったら裏返して、フライパンに密着するようトングなどで軽く押さえつけます。
火加減は中火にし、フタをしてさらに1分ほど焼きましょう。
3.両面が焼けたら火を止めてフタをしたまま1分間放置し、余熱で火を通します。
余熱で火を通すことで中心部までゆっくりと加熱され、絶妙な焼き加減になります。
お皿に盛り付けて、塩こしょうやお好みのソースをかけていただきましょう。
※焼き時間はステーキ肉の厚さによって変わります。厚めのものを焼く場合は加熱と余熱の時間を調整しましょう。