低カロリー×高たんぱくな鶏むね肉。筋トレやダイエットをしている人におすすめの食品です。
コスパ抜群で、タイミングがよければ鶏もも肉の半額で買えることもありますよね。
鶏もも肉と比べると脂が少なくヘルシーですが、その分どうしてもパサついてしまうというデメリットもあります。
しかし、どの家にもある調味料に漬け込むと、鶏むね肉がしっとり&ぷりぷりになるんです!
今回は鶏むね肉をやわらかくする簡単な方法をご紹介します。
鶏むね肉はパサパサするから苦手…という人は騙されたと思ってぜひ試してみてください。
お肉をやわらかくする「〇〇液」とは?
パサつきがちなお肉をやわらかくする魔法の液とは「ブライン液」のことです。
ブライン液とはどのご家庭にもある、砂糖と塩、水を混ぜ合わせたもので、鶏むね肉をつけ込むと驚くほどジューシーでやわらかい食感に仕上がります。
お肉をやわらかくするには、パパイヤやパイナップルなどの果物やまいたけを使うなどさまざまな方法があります。
しかし、それらの食材はいつも家にあるわけではありませんよね。そこでおすすめなのが、ブライン液です。
なぜブライン液に漬け込むとお肉がやわらかくなるのか、その仕組みをご紹介します。
塩には、たんぱく質の一部を溶かす性質があります。溶けた部分にブライン液が入り込むため、ジューシーな食感に仕上がるのです。
さらにお肉に入っている水分を閉じ込める作用があります。ハンバーグに塩を入れるのもこのためです。
砂糖には一度かかえ込んだ水を離さない作用(保水性)があります。
このように塩と砂糖のダブルの効果でお肉がやわらかくなるんです!ブライン液につけ込んだお肉は、加熱調理してもパサパサになりにくいのが特徴です。
ブライン液は今回ご紹介する鶏むね肉だけでなく、牛肉にも豚肉にも使えます。しかし、脂がのったお肉はもともとやわらかいので、パサつきがちな鶏むね肉に使うのがおすすめです。
ブライン液に漬けた鶏むね肉は、から揚げやチキンソテー、サラダチキンなどいろいろな料理に使えます。
ここからは、ブライン液の材料や作り方などをみていきましょう。