きょうだいは年が近い方がいいのか、それとも……といった議論をたまに耳にしますが、年のはなれたきょうだいをたまにスーパーなどで見かけたりすると、上の子がまるで親のように接していて、ほほえましいですよね。
ここでは、5歳以上年齢のはなれたきょうだいを、「年の差きょうだい」と呼ぶことにします。
実際に年の差きょうだいのいるママや、年の差きょうだいとして育った方からお話を伺って、年の差きょうだいのあるあるをご紹介します。
年の差兄弟のメリット
1. 上の子の赤ちゃん返りがまったくない
当たり前といえば当たり前ですが、たとえばそれまで一人っ子で、たっぷりと愛情を受けて育った子どもであれば、5歳を過ぎて赤ちゃん返りをすることは、まずないでしょう。
うちに赤ちゃんが来るというのは、上の子どもにとっても、かなりテンションの上がる出来事です。家族の増える喜びを、一緒に味わえますね。
2. 上の子が下の子の面倒をみてくれる
お風呂におむつ替え、ミルクづくりもお手のものになる上の子は多いでしょう。さらには、寝かしつけ、保育園のお迎えまでやってくれる子どももいるそう。
こうなると、ほとんど第三の親ですね。
ですが、上の子にもその子の生活や、やらなくてはいけないことがあります。頼りすぎには注意してあげてくださいね。
3. 親よりも下の子どもの気持ちがわかる
下の子にとっては、上の子というのは、親よりも相談しやすい相手なのだそうです。
親は、自分が子どもだった頃のことをあまり覚えていませんが、上の子にしてみたら、ついこの間まで自分も小さかったのですから、下の子の気持ちがよくわかります。
時には親と下の子の間に立って、通訳的役割もしてくれるかもしれません。
4. やり直せることに感謝
赤ちゃんって、いるだけで奇跡のような存在です。
毎日なにごともなく幸せに暮らしていることが当たり前だと思えていたのが、赤ちゃんが再び来てくれたことで、日常のありがたみが増しますよね。
パパのなかには、上の子のときにあまり子育てに関われなかった反省もかねて、以前よりも家庭での存在感を増す人もいるでしょう。