彼氏からの連絡が減ったとき、「もしかしたら浮気?」「フラれるかもしれない…」と不安になってしまう女性は多いもの。
実際にある“事実”は「連絡が減った」ことだけなのに、一度悪いことを想像してしまったら最後、悲観的な想像はなかなか頭から離れてはくれず、いつの間にか事実として心にインプットされてしまいます。
今回は「連絡が減った」彼氏を持つ女性たちが陥りがちな心理状態についてお伝えします。
「彼氏からの連絡が減った」ときに陥ってしまう厄介な心理状態とは?
1.過去の恋愛と重ねてしまう
過去の恋愛が今の恋愛にも影響してしまうのは誰にでも少なからずあるもの。
比べているつもりはなくても、同じシーンになったときなどには過去の恋愛が無意識に思い浮かんでしまうことはよくあることです。
それがいい思い出で今の恋愛への期待度が上がってしまう可能性もありますが、逆に今の恋愛に悪影響を与えてしまうのが過去の恋愛がトラウマになるほど悪い記憶として残ってしまっている場合です。
「連絡が減った」という事実だけなのに、過去に「連絡が減ったときに浮気をされていた」「その後フラれた」などの経験がある人は、「連絡が減った」だけの事実の続きを過去の恋愛とリンクさせてしまいます。
過去の恋愛を今の恋愛に重ねてしまった事例をお伝えします。
ある20代の女性は、彼氏の家でメイク落としシートを発見しました。彼女には過去に別の彼氏の家で女性ものの化粧水を見つけて、そこから浮気が発覚して別れてしまった過去がありました。
彼女はメイク落としを見てすぐに彼が浮気しているに違いないという思い込みに囚われてしまい、家を飛び出してそこから2週間ほど彼からの連絡を無視し続けたと言います。
「男性がメイク落としシートを使うわけがない。そんなのわざわざ聞く必要もないと思いました。目の前で浮気の事実を伝えられるのも、もう嫌だったし…」
彼女は過去の恋愛から彼氏の浮気を確信していましたが、結果はなんと、油性のマーカーなどで汚れたテーブルの掃除などに使おうとしていただけでした。
誤解だったとわかった後、関係を修復したものの、彼氏から面倒くさいというレッテルを貼られたのか、そこから長く続くことなく別れを迎えてしまったとか。
前の彼氏と今の彼はまったく別の人です。同じ状況になったからといって同じ結果になるとは限りません。「連絡が減った」という事実しかまだないということを忘れないでください。