長年会社に勤めていれば避けては通れないのが、「部下に突きつけられた辞表を破る」という場面。上司としてはカッコよく辞表を破り、部下からの信頼を得たいところですが、いざその立場になってみると何も思い浮かばず、まったく面白みのない普通の破り方をしてしまいがちです。

そこで今回は、事前にその場面に備えるべく部下の心をわし掴みにするカッコいい”辞表の破り方”を6パターンご紹介したいと思います。ぜひご一読のうえ実践してみてください。

 

 

 

破り方1.

いいところを見つけて褒めながら

いかなる状況でも部下の行動に対しては美点を見つけ、褒めて伸ばすというのが良い上司の条件のひとつです。辞表を出す部下も本当は破ってほしいと思っていて、破りやすい素材を使用している場合もあるため、その気遣いを繊細にキャッチして褒めてあげることが大事です。

 

 

 

 

破り方2.

破ったけど夜なべして直す

アメとムチという言葉があるように、厳しい態度で接した後にはふと優しさを見せるのが人心掌握術のキモです。あえて直接は見せず、隠れた場所や別人を介して優しさを見せつけることができれば部下のハートはイチコロでしょう。

 

 

 

 

破り方3.

切り絵で

時には純粋に「わーすごい!」と思わせるのも良いでしょう。自分の出した辞表を粗雑に扱われるのはカチンとくる面もありますが、手の込んだ切り絵に仕立てて貰えるのなら出した側としても本望というものです。

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