世界中から注目を集めている韓国作品の中から、観たらまるで恋に落ちてしまうようなドキドキ度満点の韓国ドラマを厳選しました。
話題の若手俳優から確かなキャリアを持つ実力派まで、韓国作品で輝く俳優陣の芝居は必見! ドラマウォッチャーの筆者より、おすすめの5作品をご紹介します。
ドキドキさせる“恋落ち度高め”の韓国ドラマ5選
ティーンエイジャーからご年配の方まで、それぞれの年代ごとに韓国ドラマを楽しむ時代となりました。
韓国ドラマといえば、日本のドラマよりも話数が多く、初回から最終回に向け、さまざまな伏線が張られて回収されていくストーリー展開も見どころです。
アクションからヒューマンストーリーまで多ジャンルの作品がありますが、日本で人気なのは、やっぱりラブストーリー。今回は、観るとたちまち恋に落ちてしまうような新旧の作品をお届けします。
サスペンス・ラブストーリー『悪の華』(2020年)
金属工芸家のペク・ヒソン(イ・ジュンギ)は、愛する妻で刑事のチャ・ジウォン(ムン・チェウォン)とかわいい一人娘のウナとともに幸せに過ごしていました。
でも実は、ヒソンにはジウォンに言えない過去がありました。ある日、その過去を知る知り合いの記者キム・ムジン(ソ・ヒョヌ)が、偶然ヒソンの工房を訪れたことから、幸せが徐々に崩壊していくサスペンス・ラブストーリー。
『クリミナル・マインド KOREA』(2017年)でも共演したイ・ジュンギとムン・チェウォンが、『悪の華』でも緊張感あるストーリーの中、息の合った演技を披露。
素性を隠し名前を変えた夫ヒソンをイ・ジュンギが巧みに演じ、夫の過去を追跡する複雑な心境の妻ジウォンとの、お互いの揺るぎない愛情だけが切れそうで切れない極限の純愛を感じさせます。
スピード感のある展開にハラハラしつつも、パートナーや家族の愛情の尊さも感じさせる、恋落ち度も満点の作品。
イ・ジュンギといえば、草彅剛がチョナン・カンとして主演した日本映画『ホテルビーナス』(2004年)が映画デビュー作ですし、宮﨑あおいと共演した日韓合作映画『初雪の恋 ~ヴァージン・スノー~』(2007年)他、日本とも縁の深い印象。
切長で涼しげな目、クールな佇まいで魅了する演技派です。『悪の華』では、スリルと愛情の両方で惹きつけるドキドキ感が味わえるでしょう。