子どもと他の子を比較して、「お友達のほうが上手に歩いている」「うちの子よりも言葉数が多い」など、成長の違いにネガティブになってしまうことはありませんか?
今回は、元保育士の筆者が「子どもの成長を他の子と比べてしまう時の対処法」を紹介します。
子育てに焦りを感じているママ・パパはぜひ参考にしてみてくださいね。
子どもの成長を他の子と比べてしまう…どうしたらいい?
1:成長を細かく記録する
メモ帳を用意して、子どもの成長について簡単に「朝・昼・晩」に分けて書いてみてください。
紙でなくてもOKです。スマホのメモアプリなら打ち込んだ時間も記録されます。
内容は、例えばいつも「ママ」だけだったのに「ママ好き」と初めて2つの言葉がつながったのなら、しっかり喜びと共に文字にします。
もし1日の終わりに「他の子はおしゃべりが上手なのに、うちの子は言葉が遅い」とネガティブな気持ちになっても、メモを見返すことで「今日は小さな変化があった」とポジティブな気持ちでその日を振り返ることができるでしょう。
2:ゆっくりとした目標を掲げる
周りの子や育児書を基準に、子どものことを考えていませんか。
「成長が遅れている」という考えはいったん置いておいて、まずは子どものペースに合わせた目標を掲げましょう。
例えば、ママやパパから見て「読み書きが苦手」と思うなら、ひらがなを1日1文字覚えることにしたり、お風呂で子どもと「あいうえお」を一緒に言ったりしてみます。
どちらの方法も「50音」なので、2か月もあれば十分身につきそうですが、余裕をもって3か月をゴールに設定しましょう。
確実に実現できそうなスケジュールを組むことで、子どもも親も心地よい達成感を味わえるはずです。
「その子その子で成長が違う」ということを受け入れられるようになりますよ。