交際してから3年以上経つのに彼氏からプロポーズの言葉がない、あるいはもうじき30歳になるのに、彼氏に結婚の意思を感じられないなど、アラサー世代の大きな悩みの一つが「彼氏に結婚の意思があるのか」ということです。

本気で付き合っているの? と不安が生じて悶々としてしまうことがありますね。自分から結婚を催促するタイミングや方法がわからないなどの悩みも多く耳にします。

男性はいつ結婚に対して前向きに考えるのでしょう。結婚に対して消極的になる何かしらの原因があるのでしょうか。

この記事では、結婚に踏み出せない男性(独身)と、かつて結婚を渋っていた男性(既婚者)の2人から本音を聞き出しました。

彼らが語る本音から、プロポーズされる方法を考察しましょう。

男性が結婚を決めない理由は“優柔不断”!?

IT会社に勤務するAさん(28歳)。3年ほど付き合っている1つ年下の彼女(OL)に、現在のところはプロポーズする気がないそうです。

その理由として「自分はまだ仕事での実績が乏しい。上司は評価してくれているが、自分はまだまだだと思っている」と仕事に対する自信のなさを挙げます。

そこで「社内で納得のいくポジションが確立したら、結婚する気になりますか」と質問してみました。ところがAさんはしばらく考えてから「お金があれば結婚する」というあいまいな返答だったのです。

Aさんに目標の貯金額を尋ねると「300万円以上」。では毎月コツコツと貯金しているかといえば「そうでもない」のだそう。

「会社でのポジションが確立して、貯金が300万円以上になったら、プロポーズするのですか。でも今のところいつなのかわからないということですね」とさらにプロポーズのタイミングに迫って質問すると「自分では決められない」と本音を吐いたのです。

プロポーズに踏み切れない男性の背景にあるのは、優柔不断でした。

では優柔不断な男性が結婚を決意できる瞬間とは、どのような場合なのでしょう。

Aさんに聞いたところ、「もし今の会社に転勤制度があって、地方に転勤など環境が変わる時かな。あるいは彼女が妊娠した時かもしれません」と、「外的な理由」を挙げていました。