【ミニストップ】「とろけるティラミス〜カスタード仕立て〜」250円(税別)

ティラミスのクセをあえて抑えた、老若男女に愛される一品!

ミニストップの「とろけるティラミス〜カスタード仕立て〜」250円(税別)

最後は、ミニストップの「とろけるティラミス〜カスタード仕立て〜」をいただきます。

他のコンビニ各社と、確実な差別化を計るかのごとく、四角いカップを採用しています。

このことで表面が広くなる効果もあり、ミニストップの細部にわたる創意工夫を感じました。

いただく前にスペックを見てみましょう。

<1包装あたり>

エネルギー:253kacl

たんぱく質:3.8g

脂質:15.5g

炭水化物:24.7g

食塩相当量:0.2g

【ミニストップ とろけるティラミス〜カスタード仕立て〜】スプーンですくったところ

見た目の物量感から、カロリーになるのでは? と思いましたが、ファミリーマート、ローソンよりも低い253kcal。

これで美味しければ言うことなしです。

実際にいただいてみると、ファミリーマートやローソンとは違うような、どこか懐かしさを感じる甘さで、後からコーヒーのほのかな苦味が追いかけてくる感じです。

このことで、老若男女誰でも楽しめる味わいとなっており、この辺はミニストップの、確信によって設計されたもののように思いました。

ティラミス入門編と言っても良いかもしれない食べやすさ。

コンビニ4社の中では、良い意味で最もクセを抑えた一品のように思いました。

【まとめ】コンビニ各社の思いがティラミスの味にしっかり現れている!?

セブン、ファミマ、ローソン、ミニストップ各社で味わいの方向性が大きく異なる

ティラミスの味わいの違いから各社のスタイルの違いを感じる!?

コンビニ各社のティラミス、いずれも美味しくいただけましたが、一方でその味の方向性は、各社ごとに大きく異なるようにも思いました。

ザックリ言うと、セオリーを大切にしながらも、独自の味の飛躍を目指しているように感じたのがセブン-イレブンでした。

また、大人の味・本物の味を目指すのがファミリーマートとローソン。

それらとは一線を画し、老若男女、誰でも美味しくいただけるような味わいを目指しているのがミニストップ。

顧みれば、このティラミスの味の方向性は、コンビニ各社の思いがはっきり反映されているようにも感じられました。

この点、実に感慨深いものがあり、ティラミスの味わいから、コンビニ4社のスタイルの違い、営業の違いも感じられたというわけです。

 

さて、ここまで読んでくださったあなたは、どのコンビニのティラミスが気になりましたでしょうか。

是非あなたならではのティラミスをゲットして、至福の時間を過ごしてくださいね!

音楽事務所、出版社勤務などを経て2001年よりフリーランス。2003年に編集プロダクション・デコ有限会社を設立。 出版物(雑誌・書籍)、WEBメディアなど多くの媒体の編集・執筆にたずさわる。エンタテインメント、カルチャー、 乗り物、飲食、料理、企業・商品の変遷、台湾などに詳しい。台湾に関する著書に『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)、 『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『台湾迷路案内』(オークラ出版)などがある。