声優陣コメント
田村真:ブラックパンサー/ティ・チャラ役
「ブラックパンサー初登場から約2年、引き続きこのタイトルロールの吹き替えを担当させて頂ける事に喜びしかありません。
あくまでチャドウィック・ボーズマンさんに敬意を払い、演技を踏襲することが前提ですが、ティ・チャラを演じるにあたって大切にした事は、抑圧された怒りや悲しみを内包した『気品や高貴さ』です。
そして抑圧のタガが外れた時に放出させる、激しさの中にも繊細さと人間臭さを含んだエネルギーです。」
津田 健次郎:エリック・キルモンガー役
「この新しく劇的なマーベル作品で悪役を演じることが出来、とても光栄です。
エリック・キルモンガーの闇、強さ、弱さ、悲しみ、人間のドラマを演じさせて頂くのは役者としてとても楽しかったです。色んな感情を同時に持つ事を心掛けました。
ステレオタイプな悪役にならないように、繊細に、しかし、しっかりと悪役としての役割も果たそうと思いました。
アフリカの大地が似合う古のワイルドさと、都会育ちのポップさを如何に同居させることが出来るかで悩んだりもしました。
エリック・キルモンガー、そしてこの作品を楽しんで頂けましたら幸いです。」
皆川純子:ナキア役
「大人気のマーベルシリーズ作品に出演できること、光栄に思います。
ナキアは聡明で強い信念を持つ女性です。
一見すると強い女性という印象ですが、垣間見えるしなやかさ、優しさ、可愛らしさ。
そういう部分も大事にしたいと思い収録に臨んだので、ご注目いただけると幸いです。
主人公との微妙な関係性は、演じていて楽しかったです。」
森川智之:エヴェレット・ロス役
「エヴェレット・ロスが、今回の最新作に登場ということでとても楽しみにしてます。
吹き替えを担当する身としては、大人気のマーベルシリーズに出演出来るということでとても光栄に思います。
さて、マーティンは、今まで数々のキャラクターをスクリーンで演じてきましたが、どの役柄のにも当てはまらない役どころがエヴェレット・ロスです。
吹き替えをする際も新たな気持ちで挑戦してみました。
そんな鼻持ちならない彼がどのように最新作で活躍するか是非楽しみにしていてください。」
中井和哉:ウカビ役
「オーディション時からビッグタイトルの雰囲気がプンプンしていました。
その予想通り、本番では映像素材どころか台本までスタジオから持ち出し禁止という超厳戒態勢。
スゴイ作品に関わらせてもらっている、と実感しながらの収録でした。
物語の中で彼の立場や主人公との関係は変化していきます。
それによって彼がただ好戦的で薄情な人間に思われないよう、彼なりの祖国に対する思いや誇り高い心を忘れないように意識しました。」
斎賀みつき:オコエ役
「まさか壮大なマーベル作品のひとつに自分が関われるとは思っていなかったので、とてもありがたく嬉しく思いました。
オコエはとても強く、時に優しく、そして少しお茶目なところもある素敵な女性。
そんなたくさんの魅力を少しでも皆様に届けられたら、と思いながら、心を込めてオコエと共に物語を歩かせていただきました。」
『ブラックパンサー』
2018年3月1日(木)日本公開