カッコよくいるための秘訣

M!LK 撮影:奥田耕平

――『最愛』がテーマ曲になっている恋愛ゲーム『イケメン王子 美女と野獣の最後の恋』にかけて、皆さんが、かっこよくいるために努力していること、心がけていることについてお聞きしたいです。

塩﨑 うまい飯を食う。

曽野 素敵やん。

塩﨑 おいしいお店を知ってるのはいい男なのかなー、とは思いました。女性とどこにご飯に行くか、というときに、いちいちその場で調べて「ここいいんじゃない?」じゃなくて「こういうおいしい店があるんだよ」ってサッとエスコートする。

吉田 かっこいいの定義、東京カレンダーなんだけど。

曽野 さすが仁ちゃん渋い!

佐野 僕は……今はトレーニングですかね。ドラマもあるので、その体づくり。
10キロ増やしたんですけど、ドラマに入ってから5キロ痩せちゃって。トータルでは5キロ増えました。

曽野 10キロってすごいよな……

――筋肉が増えた感じですか?

佐野 多分、脂肪ももちろんあると思うんですけど、一応筋肉です。

吉田 本当に衣装を着るとひとりだけ厚みが違うんですよ。ゴツゴツ。着映えする体の形にはなってますよね。

――筋トレをしているうちに楽しくなったり……。

佐野 しないです。すぐやめたい(笑)

吉田 終わったら何が食いたいとかある?

佐野 ないんだよね。一応タンパク質とかは意識してますけど、あんまり制限しちゃうと痩せちゃうから、ご飯はそんなに我慢してないです。だから、「トレーニングやめたい」が一番大きい。

佐野勇斗 撮影:奥田耕平

山中 僕は朝ランニングですね。

曽野 本当に?

吉田 してんの?

山中 ……はい。

曽野 ちょっと! 変な間があったけど!(笑)

山中 朝にランニングすると、今の時期は汗かくじゃないですか。そこからシャワーを浴びて、いい1日が過ごせるっていう。

――朝活的な。

山中 そうですね。

曽野 続いてるの?

山中 いや、今日始めたばっかり。

一同 はははっ!

曽野 すごいね、半年くらいやってる言い方だったよね。

山中 今日行ってきて、いいな、と思って。続けられたら続けたい。

塩﨑 1日でも朝早い仕事の日があったら、たぶんやらなくなると思う(笑)

山中 うん、やんなくなるね。

吉田 でも、柔太朗が朝ランニングするって言ってたの、今年の始めじゃなかった? 半年以上かかってるよね。

山中 やっと始めました(笑)今日思い立って。

山中柔太朗 撮影:奥田耕平

――曽野さんはいかがですか。

曽野 僕は……心がけてるのは、逆に変にかっこつけないのが、いいのかなと思ってて 20歳になって、周りもちょっとずつ大人になってきて、みんな今までの自分じゃない、素直な気持ちを出しづらくなってるな、っていうのは感じていて。

――大人であろうとするあまり。

曽野 そう、大人であろうとしたい時期だと思うんですよ。大人でもない、子どもでもない時期からちょっと抜け出して大人になりかけてるところ。だからかっこつけちゃったりするんですけど、それをあえてしないようにはしてます。

――曽野さんご自身は自分で大人になったな、と思う瞬間ってありますか?

曽野 大人になった……、歩くのがちょっと遅くなった。

――余裕を持てるようになった?

曽野 はい、気持ちに多少、余裕はありますね。

今までは「どうしてこんなに人って歩くの遅いんだろう」「早く歩いたら早く着くじゃん」って思う人だったんですけど、そうじゃなくて、もっとゆっくり行こうよ、っていうときはあります。

――時間の使い方とかもうまくなったんですか。

曽野 時間の使い方は……そこの余裕はないですね。結構パツパツです。

吉田 シンプルに低速になっただけってこと?

曽野 そうです!(にっこり)。

曽野舜太 撮影:奥田耕平

吉田 僕はもう気の向くままに、って感じですね。やりたいことがあればやるし。もちろん、やらなきゃいけないことはやりますけど。

「これをしたら何かが得られるから、しよう」とかじゃなくて、やりたいことをやる。いい男の定義とかあるじゃないですか。そういうのはあまり考えないようにしてます。

曽野 そういうのあるんだ。

吉田 いや、なんかこう文武両道とかさ、スポーツもできて、とか。でもやりたくないことはやらない。

曽野 裏を返せばね。

吉田 裏を返してしまいましたが、そういうことですね。「やりたくないことはやらない」。ノンストレス。