3:給食のこだわり
栄養バランスや彩り、おいしさを十分に考えられた園のご飯は、とてもありがたいものです。園に給食室があってその場で作っているのか、仕出し弁当を発注しているのかなど、園によって違うので確認しておきましょう。
園で作っている場合、おやつも手作りのものを提供していることが多く、保護者にとってはうれしいですよね。
子どもにアレルギーがある場合、アレルギー対応をしているかも気になるところです。
園によっては家庭菜園を持っていて、子どもたちが水やりなどをしてみんなで育てた野菜を給食の材料にして出してくれるところもあります。食育にこだわっている園も増えているので、そのあたりもチェックしたいですね。
離乳食の対応や、母乳の持ち込みが可能かなども、必要があれば聞いておきましょう。
4:教育面の充実
保育園は基本的に「保育」がメインなので、「教育」がメインの幼稚園とは目的が違いますが、それでも近年、保育園でも教育に力を入れているところが増えています。
小学校に上がる前のひらがなの読み書きはもちろん、リトミックや体操、英会話やクッキングなどを日々の保育内容に取り入れている園もあります。頻度などはまちまちですが、外部から専門の先生を呼んでレッスンを行うことも。
裸足で過ごしたり、泥んこ遊びをさせたりするなど、独自の教育方針がある園もあります。
保育をしっかりと行った上で、こういった教育面まで配慮してくれるのはありがたいことです。教育面で何かしら家庭で力を入れたいと思っていることがあるなら、園選びの基準に入れてもいいのではないでしょうか。
5:保護者の負担の大きさ
自治体や園によって違うのが、使用済みオムツを持ち帰るかどうかです。ある調査では、全国で4割の市区町村の公立保育園で、使用済みオムツを保護者が持ち帰っている実態が明らかになりました。
使用済みオムツの持ち帰り以外にも、オムツに記名するかどうか(記名すらしなくていい園もあります)、通園カバンは指定のものか(サイズが細かく決まっていて手作りを推奨する園もあります)、布団やシーツは持参するのか、イベントは土日開催か、イベント時の保護者参加は多いかなど、園によって保護者の負担の大きさはさまざまです。
気になる部分は、見学の際に質問しておくといいでしょう。