6:当日の延長保育など対応の柔軟さ

早朝・延長保育、土曜保育についても必要があれば確認しておきましょう。特に平日に残業が発生する場合、延長保育をスポットで利用できるかどうかは重要です。

事前に申請などなしに当日連絡でも延長保育がしてもらえると、急な残業の際も安心です。

また、延長保育の際に軽食や夕食を提供してもらえるかどうかと、その料金についてもチェックしておきましょう。

7:防災対策などの安全面

引き取り訓練や避難訓練などの防災対策をしているか、遊具に危険なものはないかなど、安全面もチェックしましょう。

また、不審者が簡単に侵入できないように、施錠などのセキュリティ対策がしっかりしているかも確認しておくといいですよ。

8:日中の保育の様子がわかるツール

日中の様子は自分では見られないからこそ、どんなふうに子どもが過ごしているのかは親として気になるところ。

あまりしゃべれない年齢のうちは連絡帳でやりとりをする保育園が多いと思いますが、年齢があがると連絡帳がなくなる場合も。そもそも保育士の負担の観点から連絡帳を廃止している園もあります。

行事の際は写真を撮影して販売してくれたり、アプリで日中の様子を配信してくれたり、中には教室の様子がリアルタイムでみられる動画配信サービスを利用している園も。

こういった、日中の保育の様子が共有できるツールがあるかどうかは、保育の質とも関わってきます。どんなふうに普段の子どもの様子が把握できるのかは、事前に確認しておけると安心です。

続くコロナ禍で時間短縮になったり、日にちが限定されたりしてしまうケースもある保育園見学。限られた時間でも上記のポイントをおさえながら、「我が子を安心して通わせられる園か」をしっかりご自身の目で確かめてくださいね。

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。