「職場で知り合った男性と付き合って2年で、私の方から結婚の話題を振りました。出会ったときに私は27歳、相手は28歳だったので、お互いにいいタイミングだったと思います。

結婚について話し合いをして、そこからお互いに結婚資金を貯めていこうとなったんです。相手は貯金がまったくありませんでしたから。

彼のことを信じて、ちゃんと貯めてくれていると思っていました。

しかし、1年後にそろそろという話をすると、まったく貯金をしていなかったことが発覚!

私はちゃんとしていたので余計に腹が立って、怒りのままに詰め寄ってしまいました。

そんな私を見て、彼は薄ら笑いを浮かべながら『お金を貯められない男となんて結婚は無理って思ったでしょ?』と開き直る始末……。

その軽薄な態度を目の当たりにして、私と別れたいのかと聞くと、『そう受け取るなら、それでいいよ』と。その場で別れました」(33歳/営業)

結婚に対する価値観の違いは付き合っていく中で埋められる可能性もあります。

しかし、埋められない可能性も、残念ながらあるのです。

最後の開き直りや、結婚を軽いことだと認識しているところからわかるのは、軽薄な男性ということ。

結婚の約束の前に、計画性がある男性か、お金の価値観はどうなのか、などを少しずつ吟味していくことをおすすめします。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。