ちょっとした世間話でも、「こんなことがあって」とこちらが話したい話題に、「私は」「うちは」と“自分ネタ“を披露して話題をすり替える人にストレスを感じることはありませんか?
こちらの言葉を無視して自分語りに走る相手を見ると、「私の話は聞きたくないのかも」と不安を覚えますが、気に病むとお付き合いそのものを控えたくなってしまうこのです。
こちらを常に「聴く側」に据えようとする人とはどう付き合えばいいか、お伝えします。
「話題を奪う人」の心理
たとえば「今日はちょっと頭痛がして」と言ったら「私も体調が悪くて」とすぐ自分のことを返す人を見ると、こちらの話題を無視されたようでショックを受けるし、窮屈さも感じますよね。
「彼氏が○○をプレゼントしてくれた」と言えば「私もそれ持っている」と違う方向に持っていく人もいて、「これから話したかったこと」を口にできなくなるとストレスばかりが募ります。
相手の話題を自分のことにすり替える、いわゆる「会話泥棒」に走る人は、そもそも相手を知ろうとする気持ちがありません。
「頭痛がして」と言われたとき、まず「大丈夫?」と心配するのではなく「私は」と自分について語りたがるのは、「そんなことより私について聞いてほしい」という気持ちがあるからです。
相手が彼氏からプレゼントをもらった話をしてきても、「自分もそれを持っていると知ってほしい」と思うのが最初でそのまま返すことに違和感を覚えません。
どんな話題でもまず「自分はどうか」が頭に浮かび、話している相手の状態や気持ちを受け止める姿勢はないのですね。
そんな自分が特に悪いとも問題とも思わず、「自分について語るのが会話」と思っているのが話題を奪う人の特徴です。