「あえて話題を変える人」は自己愛が強い

相手が恋人から贈り物をされた話を出してきたとき、「自慢された」と受け取って「私は彼氏からこんなものをもらった」とあえて自分について話す人もいます。

マウンティングに走るのは相手との関係を対等と思っていないからで、「あなたには負けてない」と示すことで上下をつけたいから。

話題を奪われた側が、自分の言いたいことを引っ込めて「そうなんだね」と相槌を返すのを見て満足するような人も、相手に関心がない、知りたいと思っていないといえます。

自己愛を満たす手段として会話を使うのは承認欲求が強いからで、常に「自分について聞いてほしい」「うなずいてほしい」と思っています。

こんな人と話していると、どんな話題になっても相手の状態を聞かされることになり、こちらは気持ちを口にする隙間もありません。

自己愛の強い人ほどこちらに関心を向けず、自分を知ってもらうのに躍起になるので、いつしか話すことそのものを避けるようになります。