スマートフォンを見ることで本当に確認したいことは

自分のスマートフォンの中身を知りたがる恋人を見ると、束縛されているような気持ちになりますよね。

「そっちこそ、こちらを信用していないのでは」と返したくなるのは当然ですが、相手は「見せてもらえない自分」「隠すのは自分に言えないことがあるから」にとらわれています。

自分の振る舞いこそ、恋人に愛情を疑われるようなことをしていると気が付きません。

こんな人が本当に確認したいのは「恋人が自分の要求に素直に応じるかどうか」であり、束縛するのが意図ではなく「愛されているという実感を与えてもらう」のが目的。

「自分は見られても平気なのに」と口にするのは、示されてもいない恋人の要求にあらかじめ応える自分を見せることで「それが愛情の証」とするからです。

だから恋人にも「自分と同じように応える」ことを当たり前とし、反発されると「好きじゃないのだ」と極端な結論を持ってきます。

自分の要求に笑顔で応じてくれる姿が見たい、プライバシーを明かしてくれることで愛されていると実感したい、これが恋人のスマートフォンをチェックしたがる人が本当に望むことです。