1人目の育児はママにとって初めてで分からないことばかり。そのため何かにつけて慎重で神経質でした。
それに比べ2人目はママの育児の経験値も上がり、気持ちにも余裕が出ることから、気が付けば「こんなに適当だった」ということはたくさんあります。
例えば「2人目の子は1人目に比べ写真が少ない」「1人目は泣くことに敏感だったのに、2人目は泣いてもしばらくは抱かない」「1人目の時はちゃんと離乳食を作っていたのに2人目はいきなり固形物」という具合ですが、適当でもママにとって余裕のある適当さは良いこともあります。
しかし同じ適当さでも「これはヤバイ」と思えることもたくさん。口が裂けても「同じように育てたのに」なんて言えないこともあります。
今回は、2人の子どもを持つママ達に「気付いたらこんなに適当だった」と思えることについて聞いてみました。
「同じように育てた」なんて言えない!2人目育児の「適当」あるある
1人目育児の経験から、今思えば「そんなに気にしなくても良かった」「ちょっと神経質になり過ぎてた」と思うことは沢山あります。そのため2人目の育児はそんなに神経質にならず心に余裕を持とうと思い臨むものです。
しかしその「余裕さ」が知らないうちに「適当さ」へと変っていることは少なくありません。「余裕」と「適当」は同じように使われる場合もありますが、全く別ものとして扱われることも。
これはヤバい!「適当」だった!と思える2人目育児についてママ達に聞いてみました。
「除菌しないの?」えっ!そんなのしないよ!
1人目の時は食器やおもちゃ、哺乳瓶などは毎日欠かさず煮沸消毒をしていました。食器用洗剤も赤ちゃん用のものを使用し、スポンジも別にして使用。オムツ替えをしたら必ず綺麗に手を洗い、更にはアルコール除菌消毒までしていたものでした。
それが2人目となると気が向いた時だけ煮沸消毒をし、スポンジも他の食器類と一緒。オムツ替え時も手におしっこやうんちがついた時だけ洗い、アルコール除菌消毒なんて最初から買ってもいない、そんな状態です。
2人目ともなると「除菌」という文字が頭から抜けやすく、それどころか「除菌すると免疫がつかない」といったように、余裕から生まれる勘違いまで起こす人もいるようです。免疫力がない赤ちゃんだからこそ除菌が必要だと確か習いましたよね。
「食べなくてもいいや~」むしろラッキー!
1人目の時は育児本を見ながら月齢に合わせた離乳食をきちんと作っていました。食べなかった時は「なぜだろう?ちょっと硬かったかな~」「ちょっと味が濃かったかな~」とあれこれ悩み、何とかして食べてもらおうと必死でした。
それが2人目となると、離乳食を食べなくても「いいや~、むしろラッキー」に変化します。「いつかは食べるようになるでしょ、それよりも面倒な離乳食を作らなくて済むからラッキー」のような考えは余裕から生まれるのでしょうか。
2人目は食べたがるまで待ち、大人の食事をつぶしただけのものや、いきなり固形物ということもあるようです。
鼻水なんて風邪じゃない!便秘も1週間は様子見!発熱したって・・・
1人目の時は、熱がなくても鼻水が出てたら即病院へ連れて行ってました。うんちも3日出なかったら即病院。発熱したら心配でソワソワしていたものでした。
それが2人目となると、鼻水出てても発熱してなきゃ様子見で、うんちも1週間出なかった時にやっと病院へ連れて行きます。さらに発熱時も、1人目の時は37.5度を超えたら病院へ連れて行ったが、下の子は38度を超えないと病院へは連れて行かない、など1人目と2人目の体調管理には差があるようです。
ほとんどの場合、病院へ連れて行っても「薬飲ませて様子みてください」と言われることをママ達は知っているからでしょうか。