4: 話題をもっとふくらませる「質問」とは

相手の話題に合わせるのが盛り上がるとわかっていても、「気の利いた言葉を返さなければ」と身構えるとかえって混乱し、「よかったね」と無難な返事になってしまうという人もいます。

相手の言葉を聞いて話題を広げる相づちがぱっと思いつかないときは、相手に続けて話してもらう質問がおすすめ。

「デザートに出てきたシフォンケーキがすごく美味しくて」と言われたら、「シフォンケーキ好きなの?」「どんなデザートが好き?」など、好みについて尋ねてみるのも相手にとっては「こちらに関心を持ってくれている」と感じ、うれしくなります。

そこから「あなたは何が好き?」と相手からも質問が返ってくれば、そこでまたお互いのことを知り合えますよね。

元の話題を大切にする姿勢があれば、そこから別の方向に話が伸びたとしても一緒に楽しめます。

会話で緊張するのは悪いことではなく、「気の利いた返し」を考えるから疲れます。

言葉が思いつかないときは「あなたについて教えて」と伝えてみるのも、楽しい気持ちのやり取りが続くコツです。