「好かれているのは知っていたけれど、価値観が合わなくて付き合うまではいかなかった男友達がいました。

やんわりと『もうふたりきりでは会わない』と伝えたら『先に進みたいから振ってほしい』と言われ、告白もされていないのに断ることになってすごくストレスでしたね。

その後すぐ着信とLINEをブロック、連絡を取らない時期が半年ほどありました。

私はツイッターをずっとやっていて、アカウントをこの男友達には教えていなかったので知られていないと思い、その後もいろいろ発信してフォロワーさんとの交流を楽しんでいました。

あるとき、ひとりの男性のフォロワーさんとすれ違いから言い争いみたいになり、ブロックするか悩んでいたらスマートフォンが鳴り、画面を見たらメールが届いていました。

『ツイッター見たけど、大丈夫? あの人ヤバそうだからブロックしたほうがいいと思うよ。悩んでるなら相談に乗るけど』

と書いてあり、差出人はその男友達。

アカウントを知られていたこと、タイムリーな連絡が怖くてすぐブロックしたかったけれど、どうして私とわかったのかが知りたくてそれを質問しました。

すると『プロフィール見たらドンピシャだったから。住んでいる場所も合っていたし』とすぐ返事があって、ツイッターをやっていることだけは伝えていたのできっと検索したのだろうなと思います。

メールのアドレスは教えていたものの連絡で使ったことがないのでブロックを忘れていて、電話やLINEが使えないからメールにしたのだと気が付きました。

私に黙ってずっと発信を見ていたのだなと思ったら背筋が寒くなり、またトラブルが発生したとわかってすぐ連絡してくるのも気持ち悪くて、そのまま拒否、それ以降は音沙汰がなくほっとしています。

友人に話したら『ストーカーと同じだよね』と言われたけど、連絡できるチャンスを狙っていたのかもしれません。

今はアカウントそのものを閉鎖するべきかどうか考えています……」(38歳/セールス)

「連絡する用事ができた」とばかりにブロックされていない手段を使ってくる相手を見れば、恐怖ばかりが先に立ちます。

その気軽さも怖く、自分のしていることに疑問を覚えない様子は今後もいい関係になれるとはとても思えません。

応えてしまうと行動がエスカレートする一方なので、わずかな関わりでもすぐにシャットダウンするのが自分のため。

自分の存在を教えたいストーカー気質の人は、無関心を示すことが最善です。