2. 欧風マグロカツカレー
系統「魚介系」「トッピング系」
同じくカレー大學およびカレー大学院卒で、湘南の人気カレー店『湘南スープカレー海月kurage』オーナーシェフの横山和彦さんが考案したレシピです。
カレー粉をすり込み、中はレアに外はサクサクに揚げたマグロカツのカレーです。隠し味に貝柱だしを使うことで、魚介系の味わいを出しています。
【材料(4皿分)】
カレールウ 4皿分
まぐろ赤身(冊) 400g(一人100gに切り分ける)
玉ねぎ 2個(400gくらい薄切りに)
ジャガイモ 2個
ニンジン 1本(それぞれ8等分に)
ニンニク 5g
しょうが 10g(それぞれみじん切り)
バター 30g(サラダ油でも可)
貝柱出汁(顆粒) 10g
八丁味噌 10g
ココナッツミルク 200ml
マンゴーピューレ 15g(好みの果物などで代用可)
水 500ml
塩、胡椒 適量
卵 2個
薄力粉 大さじ2
カレー粉 大さじ1
水 大さじ2
パン粉 適量
油 適量
(飾りのバジルはレシピ外)
【作り方】
(1)鍋にバターを溶かし、玉ねぎに塩を振り、中火で茶色く色付くまで炒める。途中でニンニクとしょうがを入れ炒める。ジャガイモ、ニンジンも入れ、焼き色が付くまで炒める。
(2)水500mlと貝柱出汁を(1)に入れ、中火で10分煮込む。
(3)一旦火を止め、カレールウを割り入れる。八丁味噌、ココナッツミルク、マンゴーピューレを入れ弱火で10分程煮込む。塩、胡椒で味を調える。
(4)ボウルに卵、薄力粉、カレー粉、水大さじ2を入れ、なめらかになるまで混ぜ合わせる。まぐろ全体に絡むようにつけたら、別のバットにパン粉を敷き、まんべんなくつける。
(5)フライパンに油を入れて180℃に熱し、まぐろを裏返しながら2分程揚げる。
※まぐろは半解凍にして揚げると、外はカリッと中はレアに仕上がりやすい。
新欧風カレーは、おうちで自由にアレンジできるのも魅力です。ぜひオリジナルの美味しい新欧風カレーを作って楽しみましょう。
【取材協力】井上 岳久(いのうえ たけひさ)さん
株式会社カレー総合研究所代表、カレー大學学長。横濱カレーミュージアム責任者を経て現職に至る。カレーの文化や歴史、栄養学、地域的特色、レトルトカレーなどカレー全般に精通。著書20冊以上、手掛けたカレー商品は実に1000品以上。テレビなどメディア出演は年間100を超え、カレー業界をけん引する、業界の第一人者として有名である。
レシピ制作者
高田亜希(たかだ あき)さん
保育士で保育園の理事長を務める異色のカレー研究家。カレー大學およびカレー大学院卒。体の成長や心の発達に精通し成長と発達を支えるカレーレシピの提供し、子どもと一緒に作るお家ごはんとしてカレーを探求。
横山和彦(よこやま かずひこ)さん
湘南の人気カレー店『湘南スープカレー海月kurage』オーナーシェフ。カレー大學およびカレー大学院卒。自店の成功をベースに、カレー飲食経営とカレーメニュー開発を手掛けるコンサルタントとして活動中。