2位以下は同票を集め同率1位となりました。
そしていずれも「情報」がキーワードとなる資格になっています。
1位:情報社会には欠かせない資格『基本情報技術者試験』
どんな企業でもITに関する知識がある人が必要となっています。
ある程度の情報リテラシーはみなさん持っていると思いますが、資格として保持しておくことは一歩有利になるでしょう。
「今からの時代は情報社会だと思うので、そのような仕事に関われるような資格をとったほうがいいと思ったからです」(男性20代)
「IT関連の基本を押さえるべし。結局現代で必要とされる人材はIT関連知識を豊富に備えた人。高学歴でなくとも高収入を得ることができ、就職、転職で有利。IT関連専門の転職サイトがあるほど、企業からの需要がある証拠」(女性40代)
「理系の学生でIT企業に進む人が多いように感じるし、就職活動をしていて理系の人材を欲している企業が多いように見受けられたから 」(女性20代)
1位:ITの基礎知識をしっかり身につけている証明 『ITパスポート試験』
職種を問わず、今の時代にマッチした人材であることを証明できる一つの手段として、この資格を取ろうと思う人が多いようです。
「理系の大学生はプログラミングでの開発職に就職などで進む方がとても多いです。ITパスポート試験では、ITを利用する社会人としての基礎かつ重要な内容が学べるので資格を取得することによって、就職活動などの際にITに関する用語や知識が一定以上あることを示すことができるので取っておきたい資格になります」(男性20代)
「どんな会社に就職してもパソコンを使い、作業するのは必須である。そこで、大学卒業までにITの基礎知識を学んでいれば、就職後の作業効率が少しでもいいと思うから」(女性20代)
「なぜITパスポートがいいと思ったかというと、私自身が情報系の学科に通っているのがいちばんの理由ですが、これから情報系は社会に求められる人材だと思うからです。プログラミングにもデータサイエンスにも有利に働く資格だと思います」(男性10代)
理系の大学生が卒業までに取っておきたい資格をアンケート調査した結果、1位は「基本情報技術者試験」「ITパスポート試験」で、全体の19.0%になりました。
将来を見据えて資格を取ろうと考えているのであれば「情報」「IT」というキーワードをチェックしながら、自分の進みたい方向に役立つ資格を選んでみるのがいいかもしれませんね。
調査対象:10代以降の男女
調査日:2022年10月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:100人(女性49人男性51人)