子どもの安全対策していますか? と聞かれて、「もちろん!」「完璧」と答えられるパパやママはそんなにいないのではないでしょうか。
完璧に安全対策をするのは難しいですよね。
それでも、子どもたちの進級や進学など、新しいステージが始まる4月まで、あと2ヶ月ほど。
新生活に向けて、さまざまな準備を始める時期かもしれません。
そんな学用品の準備や習い事と一緒に検討したいのが「子どもの安全」。
自分の足で通うようになる小学校、部活の始まる中学校、アルバイトなど自立した時間も増える高校。どのように、安全を確保するのがよいでしょうか。
今回は、携帯電話会社や交通、セキュリティサービスが提供する子ども向けの見守りサービスをご紹介します。
携帯系
au「あんしんナビ」
子どもがauのスマートフォン、4G LTEケータイ、ウォッチ型端末、3Gケータイを使用している場合、月額使用料300円(auパスポート利用者は無料)で、「あんしんナビ」が利用できます。※別途パケット通信料がかかります。
「あんしんナビ」の内容7つ
- 子どもの居場所を確認することができる「いますぐサーチ」
- あらかじめ指定したエリアに子どもが出入りしたときに知らせる「エリアでお知らせ」
- 設定した時間に子どもの居場所を知らせる「タイマーでお知らせ」
- 子どもの移動した経路を確認できる「みまもりサーチ」
- 電源が入っていないときや電波が届かないなどが理由で「いますぐサーチ」で子どもの居場所がわからない場合、子どもが見つかり次第知らせる「見つけてお知らせ」
- 子どものスマホの電池が切れる直前に居場所を知らせる「電池残量でお知らせ」
- 子どもから居場所を知らせたいときに通知する「居場所お知らせメール」
この他、子どもの位置情報を確認した履歴も管理でき、子どもの行動範囲を知ることも可能です。
キッズ向けケータイは、音声通話、SMS、スケジュール設定、防犯ブザー(ココセコム対応)などを使用することができる「mamorino4」があります。
ドコモ「イマドコサーチ」
子どもがiPhone、iPad、ドコモ スマートフォン、ドコモ タブレット、ドコモ ケータイを使用している場合、月額使用料200円、検索料1回あたり5円で「イマドコサーチ」を利用することができます。
「イマドコサーチ」の内容9つ
- ケータイやスマートフォン、PCから子どもの居場所を確認することができる「いますぐ検索」
- いますぐ検索で居場所の検索に失敗した後に、自動で一定時間、くりかえして検索を続け、居場所が確認できたタイミングで居場所をメールで知らせる「くり返し検索」
- 設定した時間に子どもの居場所をメールで知らせる「スケジュール検索」
- あらかじめ指定したエリアの中に子どもがいるか、外に子どもがいるかメールで知らせる「エリア監視」
- 特定防犯ブザー搭載ケータイのブザーが鳴ると、あらかじめ設定した検索間隔・回数で自動的に検索を行い、居場所をメールする「ブザー検索・ワンタッチブザー検索」
- 「ちょこっと通知キー」を長押し、または「ちょこっと通知」アプリを起動・実行すると、周囲にわからないように、あらかじめ設定した検索間隔・回数で自動的に検索を行い、自分の居場所をメールする「ちょこっと通知検索」
- 電池の残量が少なくなると自動的に検索を行い、居場所をメール「電池アラーム通知検索」
- キッズケータイが「おまもリモコン」から離れた状態で5分経過すると、自動的に検索を行い、置き忘れた場所をメールで知らせる「はなれたよ検索」
- 電源が切られると、自動的に検索を行い、居場所をメールで教える「電源OFF検索」
この他、最大100件(最長93日間)子どもの位置情報を確認した履歴も管理できます。
キッズ向けケータイは、音声通話、SMS、防犯ブザーなどを使用することができる「キッズケータイ F-03J」があります。
携帯会社の提供する見守りサービスをご紹介しました。
au、docomoとも、子どもの現在位置を検索するだけでなく、電池が切れる前に場所を知らせてくれたり、子ども側から自分の居場所を知らせることができるなどのサービスがあり、利用すれば、安心感はぐっと上がりますね。
そして、スマホを持たせる場合は、身の安全はもちろん、インターネットやゲームなどを制限することができる安心フィルターなども上手に利用して、インターネット上での安心も確保してあげたいですね。
続いて、ホームセキュリティ会社の見守りサービスをご紹介します。