ホームセキュリティ系
ココセコム
セコムが提供する「ココセコム」は持ち歩けるセキュリティ専用端末です。月額使用料900円で、利用できるサービスは以下の4つ。
- GPS衛星と携帯電話基地局を使った高度な位置検索システムで、高い精度で(最良の条件下で5〜10メートル)居場所がわかる「位置情報サービス」
- 安否が心配なとき、本人へ信号を送信し、本人からの応答で無事を確認できるサービス「しらせてコール」
- 夜道など一定間隔のコールに応答することで、安全を確認。応答がないと、自動的にセコムに異常が伝えられる「見つめてコール」
- 緊急時にボタンを押すとセコムに通報がいき、家族に連絡、現場急行への有無を確認して、必要に応じて、現場に駆けつける「通報サービス」
専用端末「ココセコム」は、通話やメールの機能はなく、電源以外のボタンは通報ボタンのみなので、小さな子どもでも操作が簡単です。またセコムのオペレーターや緊急対処員が対応してくれるのは心強いですね。
アルソック まもるっく
アルソックが提供する「まもるっく」は、GPS搭載の携帯通報端末です。
機器を購入する「お買い上げプラン」は、月額使用料1,100円、機器をレンタルする「レンタルプラン」は、月額使用料2,000円で利用できるのは以下の15サービス。
- 緊急時にボタンを長押しすることでALSOKに通報が可能な「緊急通報」
- 一定時間、ボタン操作や内蔵センサーの反応がなければALSOKに自動通報される「ライフリズム異常感知」
- 内蔵センサーが、転倒して動けない状況を感知すると、ALSOKに自動通報される「転倒感知」※一定の条件下でのみ作動
- 現在の居場所を探す「位置検索」
- あらかじめ設定したエリアにまもるっくが出入りした情報を取得する「エリア出入通知」
- あらかじめ設定した時刻の位置情報を取得する「定時刻位置検索」
- 通報を受信したら状況を確認する「状況確認サービス」
- 指定した8つの連絡先から着信を受けることができる「指定着信機能」
- まもるっくから健康相談等のサービスを受けることができる「ALSOKヘルスケアセンター」
- 緊急連絡先からの依頼によりガードマンが出等「駆けつけサービス」※出動ごとに別途費用必要
- 持病やかかりつけの病院・主治医を登録することができる「救急情報登録サービス」
- 通報があった場合、緊急連絡先に通報内容と位置情報、状況確認の結果などが報告される「緊急連絡」
- .各種通報とエリア出入、電源ON/OFF、バッテリー低下をメールで通知する「メール通知」
- 捜索のために遠隔操作で、まもるっくのブザーを鳴らす「ブザー鳴動」
- 地震速報や津波警報を受信し、まもるっくに表示する「緊急速報」
この他、110番・119番・118番、緊急機関(警察、消防、海上保安本部)への発信も可能です。
ホームセキュリティ系のサービスは、もしもの時にセキュリティ会社に通報されて、確認をしてくれたり、実際に駆けつけてくれるサービスがあるのは心強いですね。
「ココセコム」はシンプルさにこだわり、ボタンは電源と通報ボタンのみ、対して「まもるっく」は通話機能付き。各社サービスや価格に違いがありますので、希望に合うものを検討してみてくださいね。
続いて、電車などの運輸系の会社が提供する見守りサービスについて、ご紹介しましょう。
電車系
JR東日本 まもレール
JR東日本が提供する「まもレール」は、子どもが、交通系ICカード「Suica」「PASMO」にて対象駅の自動改札を通過すると、登録した保護者のスマートフォンなどの携帯端末に「利用駅」「通過時刻」やICカードの「チャージ残額」が通知されるサービス。
2017年10月から、山手線29駅、中央線32駅を対象にスタートしています。
2018年2月現在の「まもレール」対象駅は以下。
- 山手線29駅
- 中央線32駅
- 京浜東北・根岸線46駅
- 東海道線11駅
- 横須賀線14駅
- 宇都宮線10駅
- 青梅線5駅
そして、2018年春までには、以下の8線区133駅を加え、首都圏を中心に15線区244駅に拡大予定です。
- 総武線(東京・秋葉原~千葉:各駅停車含む)
- 内房・外房線(千葉~蘇我)
- 京葉線(東京~蘇我)
- 南武線(川崎~立川)
- 埼京・川越線(大崎~川越)
- 横浜線(東神奈川~八王子)
- 武蔵野線(府中本町~西船橋)
- 常磐線(品川~上野~取手:各駅停車含む。ただし、綾瀬駅はご利用不可)
小学生から高校生までがこのサービスを使用することが可能です。
関東近県に在住、在学しているお子さんをお持ちで、駅を頻繁に利用するならば、「まもレール」は安心ですね。