同姓同名の人が集まる楽しさって、何だろう

達成後は、懇親会に向かう人もいれば、談笑する人もあり。

18歳と20歳という若者同士からは「変な気持ち。でも居心地がとてもいい」「さらに若い世代にもタナカヒロカズの名前が広がってほしい」との話があがっていました。

一方、受付スタッフを務めていた上の世代からは「なんとなくの連帯感」が本運動の魅力との話がありました。

同じ名前というだけで、地域や世代を超えて話が弾むというのはまず無い体験。若い世代に対しても「親戚のおじさん」のような距離感だそうです。

「職業も経歴もさまざまだから、どんな相談にも乗れるし、他人事とも感じない。まるで一つのコミュニティーのよう」とのお話でした。

印象的だったのが「ミニバン」の田中宏和さん。コロナウィルスのため50歳で亡くなられたそう。しかし、この会がとても好きだった意思を継ぎ、今回は大阪からご家族の方々に参加していただくことができました。

大勢のタナカヒロカズさんが言葉を掛ける中で、「まるで息子がこの会へ招待してくれたよう」としみじみお話される姿が印象的でした。

「ほぼ幹事」の田中宏和さんによると、今回の世界記録達成で終わりではなく、今後も続けていくとのこと。たとえば女性のタナカヒロカズさんも探したいなど、夢はまだまだあるようです。

「同じ名前、ただそれだけの繋がり」という集まり。ある意味くだらなさも感じますが、同時に緩やかでありつつも熱い繋がりを目の当たりにし、正直うらやましさも感じました。今後のタナカヒロカズさんたちの広がりが楽しみです。

(イベニア/高柳優)

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