【まいばすけっと】「筑前煮」298円(税別)

塩味よりも甘さが際立った一品。大人はもちろん、子どもにもオススメ!

まいばすけっと「筑前煮」298円(税別)

最後にまいばすけっとの「筑前煮」をいただきます。まずはスペックから見ていきましょう。

1包装あたり>
エネルギー:208kacl
たんぱく質:8.9g
脂質:6.9g
炭水化物:29.3g
食塩相当量:2.0g

各具材本来の味わいを引き出した味付けです

コンビニ惣菜の大半が量産パッケージ仕様なのに対し、まいばすけっとの筑前煮はスーパー惣菜のようなトレイに入っています。その具材は人参、鶏肉、蓮根、里芋、牛蒡、筍、椎茸、いんげんなど。

見た目は極めて標準的な筑前煮に映りますが、実際にいただいてみると、各具材本来の味わいをしっかり感じることができ、繊細な調理がなされていることがよくわかります。

一方、全体の味付けは極めて甘めで、塩味はさほど感じませんでした。大人にももちろんオススメですが、野菜嫌いの子どもなどでも美味しく食べられるように思いました。

製造はサラダ、和惣菜、洋惣菜、中華惣菜を幅広く製造するイニシオフーズ。

様々な調理技術や知見が反映された筑前煮のように思いました。

【まとめ】シンプルな味を求めるならファミマ、強い味を求めるならローソン、甘味を優先させるならまいばす

コンビニ各社の筑前煮は、一見どれも同じように見えて味の方向性がまるで違った!

コンビニ各社の筑前煮を食べ比べてみましたが、最も優等生的なオーソドックスな味に徹していたのはファミリーマートでした。

他方、しっかりとした味付けでご飯のおかずにピッタリなのはローソンで、野菜嫌いの子どもでも美味しくいただそうなのがまいばすけっとでした。

筑前煮はその見た目から「全部同じ」に見えてしまいがちですが、このようにコンビニ各社ごとに味わいがまるで違うことがわかり、興味深い食べ比べでした。

さて、あなたはどの筑前煮が気になりましたでしょうか。是非あなた好みの一品をゲットして、至福の時間を過ごしてくださいね!

音楽事務所、出版社勤務などを経て2001年よりフリーランス。2003年に編集プロダクション・デコ有限会社を設立。 出版物(雑誌・書籍)、WEBメディアなど多くの媒体の編集・執筆にたずさわる。エンタテインメント、カルチャー、 乗り物、飲食、料理、企業・商品の変遷、台湾などに詳しい。台湾に関する著書に『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)、 『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『台湾迷路案内』(オークラ出版)などがある。