気軽に食べられ、ガッツリ栄養も摂れるカツサンド。とんかつのうまみと、衣にほんのり染み込んだソースの味、それらをパンに挟んでいただくあの味、ときどき無性に食べたくなるものです。
これらカツサンド、とんかつ専門店、駅弁などの定番メニューではありますが、ほとんどのコンビニでもラインナップされており、やはり人気メニューの一つになっているようです。
ただし、一口に「カツサンド」と言っても、コンビニ各社によって様々。今回はこのコンビニ各社のカツサンドを購入し、それぞれどんな特徴があり、どんな味なのかを徹底比較したいと思います!
(情報は2022年1月取材時のもので、商品入れ替え等の可能性があります)
セブン-イレブンのカツサンド
とんかつとキャベツの旨味をソースが引き出している
まずは、3種類の品種を掛け合わせたというセブン-イレブンの「三元豚使用のとんかつサンド」から見ていきましょう。
分厚く切られた三元豚に加え、キャベツも入った食べ応えある一品。これらの味を濃厚ソースが存分に引き上げボリューミーな味わいを楽しませてくれます。かといって大味というわけではなく、いかにもセブン-イレブンらしい繊細な風合いも感じさせてくれます。
総合的に見てかなりクオリティの高いカツサンドですが、そのカロリーは670kcal。他のコンビニのカツサンドよりも高めですので、食後は運動するなど、しっかりカロリーを消費するようにしましょう。
ファミリーマートのカツサンド
厚みと弾力のあるロースカツサンド
続いてファミリーマートの「厚切りロースカツサンド」を見ていきましょう。野菜は入っておらず、厚く切られたロースカツがドンと入っています。また、トーストパンを使用しているため、たとえばコンビニ店頭でチンしてもらっても、十分美味しく食べられるよう工夫がなされています。
肝心の味は、セブン−イレブンのカツサンドよりもやや辛味のきいたソースが使われているようで、厚みあるロースカツの旨味をより強く感じることができました。ダイナミックな味わいを楽しめる一方、カロリーは525kcalと少なめ。総合的なバランスに優れた一品と言って良いでしょう。