身体感覚優位(Kinestheic)タイプは、体を使う

身体感覚優位タイプの子どもの場合、早口は避け、ゆっくり(ゆったり)した声で話しかけてあげましょう。

ボディランゲージやボディタッチをしながら、一緒に体を動かしながらなど、筋肉や皮膚など体の感覚に伝わるように教えてあげることが大切です。実際に書き写すことで記憶に残りやすいでしょう。

愛情表現は、抱きしめる、優しく撫でるなど、スキンシップを取ることで安心感を得やすいです。

物を与えるときは、ビジュアル的な要素はあまり重要視しなくてもいいので、その子にとって感触が気にいるものを選んであげましょう。遊び場は、体験型のアクティビティがおすすめです。家で一緒に料理を作ったりするのもいいですね。

今回ご紹介した優位感覚は、NLP(神経言語プログラミング)という心理学の、基本となる理論の一つです。NLPは、『脳の取扱説明書』とも言われています。

ぜひ子どもとのコミュニケーションに活かしてみてください。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]