[第32回]宮澤佐江、ついに1週間後に上海劇場デビュー! 初出演決定の喜びと移籍後、波瀾万丈の1年を語る(前編)

これまでAKB48グループでステージに立っている時は女性ばかり、というか女の子ばっかりだったんですけど、共演させていただく俳優の方たちから“男っぽい女役”として学べることもあると思うし、宝塚で実際に男性役をなさっていた湖月さんから、学べるものもあると思う。サトエリさんからは逆に、変化を遂げた後の女性らしい部分を学ばせてもらえるんじゃないかな。いろんな人から刺激をいただいて、勉強になったことをすべて出せたら。舞台に関しては、すごいそう思っていますね。

――勉強しつつ、準備をしつつ。

皆さんに、かわいがっていただければいいかな（笑）。キャストの中では19歳の男の子が最年少なんですけど、メインキャストでは私が一番年下なので、思いっきり岸谷さんと寺脇さんにかわいがってもらえればなぁ、なんて。ごはんとかにみんなで行くのが地球ゴージャスのお決まりだそうなので、そういうのも今から楽しみです！

――記者会見でも皆さん、とっても仲が良さそうにみえました。

メインキャストが全員揃ったのは、あの日が初めてだったんですけどね。

でも、中村雅俊さんも会見のインタビューで「初めてお会いしたのに初めてじゃない感じがして、絶対成功すると思う」って答えてくださって……私も「一番年下で、初めて皆さんとお会いして経験も一番少ないけど、そんな自分もなんだか皆さんとだったらうまくいきそうだな」って思ったので、中村さんが同じように感じてくださったんだっていうのがすごいうれしくって。

会見の時には、中村さんのお隣に座らせていただいたんですけど、同じ想いを中村さんがすぐ横で語ってくださったので、中村さんのことをじーっと見つめて、すごい頷いちゃいました。大先輩のお隣はメッチャ、緊張もしましたけど（笑）