――それはどうして? お父さまお母さまの前で中国語を話すのが気恥ずかしいとか。

そういうのは、特にないんですけど。

私がAKB48の専用シアターに最後に立ってから、もう1年くらい経つんです。だから劇場で公演すること自体が1年ぶりなんですね。これが1500、2000のキャパがあるホールとかだったら、これまでにも親を呼んだりして遠くから手を振ったりしていたんですけど、久々に立つ数百人しか入らない会場にパパとママが来ていて、至近距離で見られたら、緊張っていうか、なんか、なんか、わぁあぁああーみたいな……

ファンの方なら大歓迎なんですけど、それが親だと何だかやっぱり、恥ずかしいというか、ねぇ?

でもこれって人それぞれで、まりやんぬはパパやんぬとママやんぬに「来てほしい」って言ってましたけどね。かわいいな、まりやんぬ(笑)

たしかにこの1年間、そばにいてくれたのは家族だから、いざとなったら私も素直になれるとは思うんですけど。でも今は自分が忙しいこともあって、いろんな調整をしなきゃならないのが、すごく面倒くさい~。

――愛情が深いだけに、難しいところですね(笑)。「宮澤佐江、観戦ツアー」といえば、日本人のファンの方々も、現地の日本語情報サイト等を利用して、チケットを購入している方もいらっしゃるようですね。

わぁ! それはすっごく、素直にうれしいですね!!!

ファンの方のなかには、私と一緒にゼロから中国語を始めたのに、佐江よりしゃべれるようになっている人とかいますからね(汗)。ほかにも、以前に中国語を勉強していたことがあって、「ちょっと休んでいたんだけど、佐江の移籍を期にもう1回やり直してます」って方もいらっしゃるみたい。

「佐江ちゃんがステージに立てるなら行かなきゃ」って思ってくださる皆さんの存在が、ほんともう、ありがたいなぁっていつも思っています。SNSにもたくさんのお祝いメッセージをいただいて、ありがとうございました! 佐江も、頑張らなきゃ(笑)

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