4: 不倫相手の周辺に近づかない

相手から別れを切り出されて終わったケースでよくあるのが、忘れられずに自分の存在をアピールしてしまうこと。

独身者同士の恋愛とは違い、相手が既婚者である不倫は終わった後も慎重さが欠かせず、未練から極端な行動に走るとそこから過去の関係がバレるおそれがあります。

社内不倫で相手から終わりを告げられ、そのショックで仕事がうまくいかず周囲に八つ当たりし、不倫相手とギクシャクした雰囲気なのを周囲に悟られたようなケースも実際にはあります。

別れたのならそれまで通りに素知らぬ顔で接する努力が自分のため。

社内不倫だとどうしても相手の気配が近いため冷静でいるのは難しいかもしれませんが、関係が終わった後で周りに知られてしまうような二重の苦しみは避けるべきです。

不倫相手と物理的に離れているとしても、会いたいからと周辺に近づく姿を知られたら、関係は終わったものとしている相手には不穏な存在となりさらに敬遠されることも。

既婚者である相手には、自分以上に不倫は知られてはまずいものだという事実を頭に入れておきましょう。

それを理解していて相手の家庭を壊すような言動に走る人もいますが、その結果どうなるか、慰謝料の請求や会社での処罰、周りから「そういう人」とレッテルを貼られることなど、これからの人生にマイナスなことしか起こらないのが現実です。

不倫は双方が悪いものであり、自分の行いを正当化することはできません。

終わったのであれば勇気を持って相手の存在を断ち切ることも、次の一歩を幸せなものにしてくれるはずです。

先の見えない不倫関係に苦しんできた人ほど、別れた後の自分について考える心の余裕がなく、いざその現実を迎えてもなかなか前向きな気持ちになれません。

それでも、終わったのであれば次の「幸せな恋愛」を考える自分になれたことを、忘れてはいけません。

不倫は人に知られてはいけない不毛な関係だからこそ、別れた後の言動がその後の自分を左右します。

正しく終わりを受け入れて新しい人生に進むために、自分の力で環境を整えていきたいですね。