「婚姻関係が破綻している既婚者」であっても恋愛は難しい

この既婚男性のように、配偶者と問題があり別居している、夫婦としての関係が破綻していると客観的に判断できる人との恋愛は、家庭をしっかり持っている既婚者との不倫と違い関係を結びやすくまた絆を深めるのも早いといえます。

その反面、浮上しやすくなるのが「離婚をするのかしないのか」の問題であり、終わっているのであればさっさと離婚して今の好きな人と正々堂々交際するのを求めるのが、正しい筋とも感じます。

離婚は既婚者側の一方的な事情であり、それに独身者側を巻き込んだり付き合わせたりするのは、誠意でも「本気で好きだ」の証明でもなく、ただのわがままではないでしょうか。

待たされることになる独身者の気持ちを考えれば、本当に好きなのであれば、まずは離婚としっかりと向き合うのが先。

相手の何を信用するか、その結果自分はどんな状態になるのか、を独身者側も見極める必要があります。

離婚にも相応の事情があり、スムーズに進まないことはよくありますが、だからといって不倫相手に窮屈な状態を受け入れろと迫るのは、本当の愛情とはいえない気がします。

恋愛はふたりでするものであり、関係が対等なら互いの状態を尊重しあうのが正解です。