付き合っている既婚男性に「本気で好きだ」と言われた、ひとりの独身女性。

相手が結婚している限りまともな交際は無理ですが、その現実が変わる可能性がある場合、女性はどう応じるのが正解なのでしょうか。

不倫相手に「本気の交際」を求められたケースについて、ご紹介します。

既婚者の「付き合ってほしい」に対して考えたいこと

最初から「普通の既婚者」ではなかった男性

31歳のAさんは、仕事の取引先で知り合った既婚男性と不倫関係にあります。

声をかけてきたのは男性のほうで、友人が不倫をしており苦しむ姿を間近で見ていたAさんは「勝手な思い込みなのですが既婚男性にはあまりいいイメージがなくて、いわゆる塩対応していましたね」と、男性とは距離を置いた接し方を心がけていました。

男性への気持ちが変わったのは、会社の同僚から「○○社の○○さん、奥さんが元旦那と浮気したらしくて別居しているの」と聞いてから。

そんな個人的な話をどうして知っているのかとAさんは驚きますが、同僚は男性とたまたま同じ町内に住んでおり、噂が流れてきたそうです。

同僚は男性がAさんに声をかけているのを見て、「余計なお世話とは思うけど、○○さんがあなたに何て言っているのか気になって。別居していても結婚していることは変わらないものね」と、遊びの関係に誘われていないかを心配していました。

「最初の頃、彼に『独身の女と仲良くしていたら奥さんに叱られますよ』って嫌味で返したのだけど、そのとき『妻はそんなこと気にしないから』って真正面から返されて。

妻が原因で別居していたら、独身の女にちょっかいを出すのもためらわないのかもなと思いましたね」